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五条side


少女には物凄い量の呪力が宿っていた。

「..!」

そう言えば先程の白光りのせいで気づかなかったが、
辺りが明るくなったいる。

というより、村が消滅し入ってきた山と
同じ景色になっていたのだ。


「凄いな..。」


一体この小さな体に、
どれだけの呪いが封印されたんだ。

村一個が消えたんだ。相当だろう。


取り敢えず夜蛾先生に電話するか。


「もしもし、先生?俺だけど。実は━━━。」








高専へ連れ帰ることになり、
今は医務室。


硝子のお陰で瘴気の方はどうにかなったが、
呪いの方はどうにもならなかった。

それどころか、既に同化をしていた。

血筋のお陰で死ぬことはないらしいが、
今後それを背負っていくにはまだ小さすぎる。

悪用もされかねない。

上の(ジジイ)共のことだ、
やりかねない。

今の俺では無力だ。

なら頼るならあの人しか居ない━━━━。

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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時

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