呪術学校の最強ちゃん2【呪術廻戦】【名探偵コナン】 (ページ6)

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五条side

村へと足を進めると、
紅く輝く蝶が飛んでいた。

あの蝶からは微量の呪力と、
それ以外にも微かだが呪力を感じる。

蝶の後を追ってみると、
そこは蔵だった。

「！..キミは..五条家の人かい..？」

なぜ俺の事を..。

こいつは死んでいる。
だが、こうもはっきり
コンタクトを取られると調子が狂う。

「..何故俺が五条家の人間だと。」

クスリと笑う白髪の男。

「会ったことあるだろう？..そんなことよりAちゃんが、..儀式が始まってしまう..！」

「ﾁｯ..」

急に真剣な顔で捲したてる。

ほんと、嫌になる。

俺は急いで、呪力が強い場所へ向かう。

・

・

『イヤァアァアァァ！！！』

少女の叫び声と共に白い光が放たれた。

━━━━━まずい..！

膨大な呪力量に呑まれないよう、
すぐさま術式を展開させる。

にしても、俺の無量空処よりかは劣るが、
相手をパンクさせるには十分の情報量が飛び交っている。

なんなんだ..。

様々な憎しみ、悲しみ、嫌悪などの負の感情が
一点に集中している。

暫くすると、白い光ごとその一点へと吸い込まれる。

そこには、五体を縄で縛られている少女だった。