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『ふぅー、買った、買った。』

「凄い買いましたね。」

『まあね、皆に迷惑掛けてるし。』


ふふっと笑うと、伏黒くんは溜息をつきながら、


「皆はどうかは知りませんが、俺はそんなことないですよ。」

とそう言った。

顔も良ければ、中身もイケメンなのかこやつは。


『はは、ありがとう。そう言って貰えるだけでも嬉しいよ。』


にんまりと笑いかけると、そっぽを向く。
それが何だか可愛くって、
弟が居たらこんな感じなのかなーとか思ったり。

伏黒くんの腕に自分の腕を絡ませ、
顔を見上げると、顔がほんのり紅くなっていた。


『ウブだね〜。』

「はぁ..あんまり茶化さないで下さい。」


そんな私たちのお出掛けを見ているヤツらが居るとは
つゆ知らず。

次の場所へ向かった。

.→←【番外編】christmas



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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時

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