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捜索 ページ31

ごきゅごきゅとノドナオールを飲む棘くん。


「ごん゙ぶ..。(疲れた..。)」

『棘くんお疲れ様。私は、探しに行ってくるよ。』


しまっていた斧槍(ハルバード)を持ち、
教室の扉に手をかける。


「A姉ちゃん。大丈夫だよね?」


コナンくんの言葉を背に、
教室から出た。











来る前、生徒四人が持っていたとされる、
持ち物を伊地知さんから預かっていた。

触れた持ち物の記憶からは、
皆、同じ扉の前で消えていることが分かった。


階段を登るにつれ、
ピアノの音が大きくなる。



扉を開き、
中に入ると一人の女性..と言うより、
女性っぽい見た目の呪霊がピアノを弾いていた。

そして、中には倒れてる四人の子供たち。


「ア゙ァ゙..」


ゆっくりと振り向き、
虚ろな瞳をこちらに向ける。

重たかった空気は更に重くなり、
圧を感じる。


『貴方が誘拐犯?』

「ア゙ァ゙..コドモ゙..」


呪力の感じからすると一級程度。
格下だからと言って余裕こいてると、
痛い目に合うことは分かっている。

拘束して、呪力を吸い取ってしまうか。


ポーチから縄を取り出し、
呪力を込めれば、縄は呪霊の方へ行き一瞬で縛りあげた。

継ぎ接ぎの呪霊→←ちょこっと質問【番外編】*なんでも許せる方向け*



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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時

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