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怪物 ページ27
コナンside
「何？！？！」
「「！？」」
俺が蹴ったボールは、
ナニカを貫通して向こう側へ行ってしまった。
ギロりと光る無数の目が此方を捉えていた。
______ﾊﾟﾘｰﾝ...ｻﾞｼｭｯ..
『っと...大丈夫？』
割れた窓から、
ひらりと舞う見覚えのある袖と裾。
気付けば血が飛び散り、
消えていくナニカ。
「ｯ..あり、がとう..ございます..ｯ.」
『耐えて偉いねぇ！もうすぐでパートナーが来るはず..って、あれ？コナンくん？』
目線を下に移したAさんは、
吃驚した様子だった。
いや、俺たちも吃驚なんだが。
「A姉ちゃん！どうしてここに？」
『んー、ま、野暮用だけど。えーと、行方不明の子たちは、4人て聞いてたけど。』
「あ、あゆみたちは、その子たちを見つけようと..。」
『はぁ...。』
明らかに呆れているAさん。
まぁ、児童皆帰ってるって思ってたら、
呆れるわな。
「し、しゃ゛け゛..(つ、疲れた..。)」
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作者名：雪姫 | 作成日時：2022年7月17日 22時
