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松田side

「..!..嗚呼、米花中央病院だが何故..。」

『多分合ってると思う。取り敢えず、..っと。これでよし。』

「なんだそれ。」


人形(ひとがた)の紙を取りだし、爆弾へ翳すと
外へ紙を放ったA。

術師ってやっぱりよく分からねえ..。



『説明は後。解体して。』

「だが..!」

『未来あるJKと心中したいならこのままでもいいけど?』

「チッ..、。」


好きな奴と心中は正直悪くは無い。

だが、黙ってこのまま見過ごすといのも
俺にはできなかった。

警察官としては、流石に大バッシングを受けるだろう。

外には野次馬共だ。
どんな批評が降ってくるか分からない。


不本意ではあるが、こいつの言う通りに爆弾を解体していった。



Aは、椅子に座り足を組み
誰かにメールを打っていた。

高校生のくせに無駄に優雅で色気があるのがムカつくな。


すると、再び爆発音が聞こえ
観覧車は完全停止をする。



「おいおい..マジかよ。」

爆発の振動で、
水銀レバーのスイッチが作動したのだ。

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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時

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