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捜査が始まって数日が経った。

初めて来た街だが、瘴気がここまである街は
スラム街以外に初めて見た。

「この街いつ殺人が起きても可笑しくないわね。」

『そうだね..。疲れたしあの喫茶店行かない?』

私は釘崎さんと組んで街の探索をしていた。
歩き疲れたので、とある喫茶店に入ることにした。


____カランカラン


「この喫茶店、女子高生に人気らしいですよ。」


釘崎はスマホを片手に言う。
ちょっと嬉しそうだ。

私は、へぇ、と相槌をうち、店へ入っていく。

中を見て私は驚愕した。


「いらっしゃいませー。お好きな席へどうぞ。」


金髪で褐色の肌をした、
生き別れの兄がいたのだから。

だが、兄は気にも止めず中へはいるように進めた。

「先輩..?」

『あ、あぁ、ごめん。』


中に入ると、この間現場であった男の子と
女子高生三人が先客としていた。

「あ!この間のお姉さん!」

『こんにちは。』


その後は事件のことやらなんやら沢山聞かれたけど、
適当にはぐらかした。



「そう言えばその服ってすごい奇抜ですよね。」

『これ、特注品だから。』

「へぇ、どこで作ってもらったんだい?」

『学校の制服なの。』

「野薔薇姉ちゃんとちょっと似てるみたいだけど、同じ学校だったりするの..?」

「そうよ。」

「え!てことは高校生?!」


釘崎さんと私は顔を見合わせて苦笑いをした。
すると、

「そんなに質問攻めしてたら、お客さんも困っちゃうよ。」


お兄ちゃん(仮)が話を遮ってくれた。
そして、顔を見ると
出されたアイスコーヒーのコースターを触れと
目で合図してきた。

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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - コナンくん手袋外してまたつけるってだけの行動で妹さんかバッチリ言い当てるのは天才すぎてもはやエスパー(?) (11月9日 19時) (レス) @page8 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuki(プロフ) - ゆっくり休んでください!復帰まで楽しみにしております!! (2022年7月3日 8時) (レス) @page50 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年6月28日 17時) (レス) @page21 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - ayastさん» ありがとうございます( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ ) (2022年6月27日 9時) (レス) id: fcc1dac749 (このIDを非表示/違反報告)
ayast(プロフ) - めちゃくちゃ好きです!設定好きすぎます! (2022年6月25日 22時) (レス) @page13 id: af36fdec29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年6月21日 17時

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