呪術学校の最強ちゃん【呪術廻戦】【名探偵コナン】

. ページ30

_____ﾊﾟﾝｯ


『っ..』

あと少しで木に打ちつけられそうになったところ
葵ちゃんの術式でなんとか回避をする。

「ｶﾊｯ..！」

代わりに打ちつけられたのは、
蛇螺(だら)の方だった。

『ごめ..。』

「なんだあのザマは。」

『えへへ、まだまだ、あまちゃん、だったみたい..。』


腹部を抑えながら、
ゆっくり立ち上がる。

斧槍(ﾊﾙﾊﾞｰﾄﾞ)は、
さっきの衝撃で手から離してしまった。


『葵ちゃん。』

「..！嗚呼、任せろ。」

手を鳴らしながら攻める葵ちゃんに
合わせながら、私も打撃を与えていく。

そして、一瞬ではあったが
私の手が蛇螺の尻尾の部分に触れる。

男の子たちが走り去った方向がわかった。


_____ｽﾞｷｯ


再び痛み出す腹部。

とりあえず、蛇螺を祓うのが先だ。

斧槍を手に取り、
駆け出す。


『オラァァァ！』

大きく振り回し、
下半身に振り翳し斬り落とす。


「ﾋｷﾞｬｧｧｧ！！」

耳を劈(つんざ)く甲高い悲鳴が
辺りを埋め尽くす。

「くっ..！」

『っ...！』

「フザケルナ、フザケルナフザケルナ！！リョウイキ、テンカイ..火蛇鞉牢(かだとうろう)..！」

『！葵ちゃん！』


私は咄嗟に葵ちゃんを蹴飛ばし
領域外に出した。


「A！！」

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す