姉さんと愉快な仲間達。

そうだ、学校に行こう。２ ページ17

真衣香side




喜多沢学園は、我が寮から歩いて徒歩５分。




一応学園も寮も敷地内にあるから車はそんなに通んないんだけど、








曲がり角を何個も曲がるから、



方向感覚が狂うったらありゃしない。








迷路を進んだ先にあるんですよね、うちの寮は。






最後に人２人がやっと通れるくらいの細さの路地を通ると、







すぐ目の前に喜多沢学園が。






５階建ての中学、７階建ての高校、そして別館。






別館には売店とか休憩所とか中庭とか体育館とかプールとかがあるらしい。







高校なんて凄いよ、７階建てだから。


真下から屋上見ようとしたら首痛くなっちゃう。









さ、別館行きましょ。









〜別館にて〜


今丁度お昼時らしく、売店には人が集っていて……






玄「ちょっと!!!みんな並んで!!!






あ、ちょっと先生！お釣り！お釣り忘れてる!!!







コッペパンとカレーパン完売でーーーーす!!」





途端に「えーーーーー！？」という声が。






男子高校生の食欲って凄い。





あの声叫んでいるのは岩橋君…





購買部だったんだ。






がんばれよー！









売店の前を通り過ぎそのまましばらく歩くと、








突然出てくる視聴覚室。









普通、特別教室って本館の2階にあるらしいんだけど、








これだけ何故かここにあるから移動がめんどいらしい。









特に用もないから素通り。









さてさて。次は何があるんでしょう

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