第4話 決まり ページ4
色斑「じゃあ早速だが、まずは着替えろ。
そのなりじゃ醜いからな。」
誰が醜にくいんだよ!と言いそうになるが、
自分の体を見て、血だらけだったのをす思い出す
練磨「そんな事いいから教えろよ!
あいつらを見つけて、殺す方法を!」
そうだそれが1番に優先すべきことだ。
色斑「は?何言ってんだ?おめぇ、自分がどん
な状況に置かれてるか分かってねぇ
みたいだだな。」
色斑「いいか?鬼というものはな、人間を食べ
る。醜い生き物だ… 鬼は血の匂いを辿っ
て襲いに来るんだ。」
練磨「人間を…食べる…?」
血の匂いを辿って来るなら俺はすぐ殺されたのではないか?
色斑「鬼は人を食う程強くなる。
食えば食うほど力、速さが格段に上がり
自我を保てるようになる。」
じゃあ姉さんは今 自我がないのか
色斑「ならば、どうすれば殺せるか。」
「簡単だ。鍛えろ。」
え?…………………………え?……………………………………え?↑
練磨「はぁぁぁぁぁぁ?鍛える?そんなこと
で?今の話だとめちゃくちゃ強そうなの
に?」
色斑「どうだ?簡単だろ。俺が修行してやる
ついてこい。あと、着替えろ。
練磨「わ、わかった」
群青色でアーチのもようがある羽織を渡された
色斑「良し!着替えたな。まずは決まりを話す
か。ここで修行するに当たってのだ。」
色斑「一、逃げない
二、諦めない
三、迷わない
の三つだ。これさえ守っときゃ
戦える。」
三つ………難しいな………
練磨「あの、その三つはどんな意味があるんで
すか?」
色斑「意味?意味なんかないぞ。俺が思った事
を言っただけだ。」
意味無いのかよ!と思いつつ、ほんとに 大丈夫か?この人。とも思う練磨であった。
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作者名:イカ先輩 | 作成日時:2019年11月23日 10時