【獄都事変】今日も明日も獄卒ライフ (ページ10)

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平腹による処置ページ10

「ねぇ平腹ーちょっと休憩しよー？」

平腹「えー、俺まだ歩けるよ？」

あたしが歩けないのよ。

「平腹ー疲れたよー…」

平腹「だってもう少しで終わるじゃんかー」

…確かに

「もう…分かったよー…」

平腹「早く終わらせて帰ろうぜ！」

「…ん」

足痛い

平腹「あ！亡者だぁ！！

倒してくる！！」

「え、はやっ」

…

戦ってる戦ってる。

あ、亡者が攻撃よけた。

おー、こっち来るわー

「…こっち来る？」

平腹「A逃げてええ！！」

「え」

グサッ

亡者「ヒヒヒ」

「わー血がー…」

太もも刺されたァ

平腹「ッ！！

か、帰ろう！！」

ヒョイッ

…おんぶなんて何年ぶりだろう。

しかしまぁ、

「意外とがっちり。」

平腹「田噛ぃ！！

どうしよう！俺のせいでAが！！」

「いや、そのうち再生するでしょ。」

田噛「…分かった。

とりあえず俺の部屋から出てけ。」

バンッ

平腹「うわああ、ど、どうしよう…

あ！お、俺の部屋で処置しよう！！」

ダダダダ

「…忙しい」

平腹「はい座って！！」

「うん…」

平腹「足出して！」

「え「早く！！」

「わ、分かった。」

バサッ

「はぁ？！」

す、スカートめくられたッ

「あの、せめてゆっくりめくるとか

ないのかね？」

平腹「ちょっとしみるかもしれないけど…

我慢して…」

話聞いてねェ

「あのねぇ、もう少し考えて…

いたッ？！？」

平腹「わあああ！！ごめん！！」

「…大丈夫だから、早く終わらせて…」

かなり恥ずかしい体制だから。

「…んっ」

平腹「ごめん汗」

「いっ…た…」

平腹「ごめんー汗」

あたしが声を出すたびに謝る平腹。

「ねぇ、もう大丈夫だよ？

謝らないでよ。」

平腹「だって…俺のせいだし…

本当にごめん…」

…こんな平腹、初めて見たかも。

ちょっとからかってやるか。

「そうだねー…

結構痛かったしなー」

平腹「うっ…」

「あーあー

平腹があの時休ませてくれてたら

こんなことにならなかったかもねー」

平腹「ごめんなさいぃ…」

面白い

「ふふっ…

冗談だよ平腹、ごめんからかって。」

平腹「え、からかってたの…？」

「うん、ごめん。」

平腹「俺…本気で心配してたのに…」

あ、申し訳ないことしたかも。

「あー…だからごめんってば…」

平腹「……

Aの馬鹿ぁぁ！！！泣」

バタンッ

「あ…」

…なんかごめん

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平腹「うわあああああん泣」

ダダダ

田噛「…鼻水とんだ」