佐疫の目 ページ15
佐疫｢うわぁ、こんな感じなんだぁ…｣
｢ほー…水色もいい感じだな…｣
佐疫｢ピンクなんて、すごく新鮮。
僕じゃないみたい。｣
｢でも似合ってるね佐疫。綺麗だよ。｣
佐疫｢A、ありがとね、お願い聞いてくれて。｣
｢全然いいよ？
てかそんなに交換したかったんだね。｣
佐疫｢僕の目をつけてるAを見てみたくてさ。｣
｢なにそれ笑 似合ってる？？｣
佐疫｢うん、すごく似合ってる。｣
｢ほんと？よかった。｣
佐疫｢…交換してすぐで申し訳ないんだけど、
もう目戻してもらってもいいかな？｣
｢あぁ、いいよ。｣
｢そんなすぐでよかったの？
私の目嫌だった？？｣
佐疫｢そういう訳じゃなくてね、
AはAのままがやっぱりいいなと思って。｣
｢え、なんか、ありがと笑｣
佐疫｢ううん、いいんだよ。｣
｢やっぱり青色の目っていいなぁ。
なんで私はピンクなのかなーー。｣
佐疫｢神様がAにはピンクが似合うと
思ったんだよ、きっと。｣
｢神様が色決めるのかよーー
神様の好みじゃーん。｣
佐疫｢分かんないけどね笑｣
｢へへ。
あー佐疫とは普通のお話ができるからいいなぁ。｣
佐疫｢？他の人とはできないの？｣
｢だって田噛は会話怖いし、谷裂は急に怒るし、
平腹は話聞かないし、普通に会話できない
人ばっかだよ…｣
佐疫｢…確かに。
まぁ、普通の会話がしたくなったら
僕のところにこればいいよ。｣
｢うん、そうするよ。｣
佐疫｢じゃあ僕はそろそろ斬島のところに
戻ろうかな。｣
｢りょうかい、またねー｣
佐疫｢またね。｣
_________________________________
佐疫｢ただいまー｣
斬島｢お、戻ったか。｣
佐疫｢ごめんね、戻るの遅くなって。｣
斬島｢いや、大丈夫だ。大便か？｣
佐疫｢？！
(そうだ、
トイレ休憩って言って抜けてきたんだった…)
いや、トイレ混んでてさ。｣
斬島｢そうか、漏れなくてよかったな。｣
佐疫｢う、うん…｣
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作者名：成瀬れもん | 作成日時：2015年12月19日 2時
