斬島の目 ページ13
｢斬島の目の色って綺麗ー｣
斬島｢そうか？｣
｢私、青系の色が好きなんだ。
だから自分の目の色が嫌なの。
なんで青じゃないのーって思う。｣
斬島｢俺はAの色も綺麗だと思うけどな。｣
｢ふふ、ありがとね。｣
斬島｢交換してみるか？｣
｢…は？｣
斬島｢少し痛いが…Aがいいなら、やってもいいぞ？｣
｢面白そう、やってみよ！｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
｢ね…念願の青色……！｣
斬島｢…そういえば俺はピンクか…｣
｢ありがとう斬島！すっごく綺麗！
嬉しいー！｣
斬島｢喜んでもらえたならよかった。｣
｢なんか斬島と一つになったみたい。
こう…フュー〇ョンみたいな？｣
斬島｢あぁ、ドラゴン〇ールな。｣
｢ねね、私が目をこのまま返さないって言ったら
どうする？？｣
斬島｢俺はAがいいならこのままでいいぞ？
ずっとAと一つなんだからな。｣
｢なにその重い告白みたいなの。
うそうそ、返すからごめん。冗談通じないなぁ。｣
斬島｢俺は本当にこのままでいいのに。｣
｢はいはいw
でもこのまま返したらなんかつまらないから
誰かに見せてこようよ。｣
斬島｢いいぞ。｣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
｢あ、佐疫みっけ。
佐疫ー！｣
佐疫｢ん？
…ん？！目の色が逆？？！｣
｢斬島と一時的に交換してもらってるの！
私が青系の色が好きだから！｣
佐疫｢僕も青系の色の目だと思うんだけど｣
｢そーだけどー
どちらかと言ったら濃い色のが好き。｣
佐疫｢なるほどねぇ
いいなぁ、斬島は濃い青色で。
僕は薄い青色だからなぁ、残念だなぁ。｣
斬島｢なぜ俺は睨まれている｣
｢でももし佐疫と交換したら佐疫の目の色
ピンクになるじゃん。
そしたら私より似合いそうで私死にたくなりそう
だから交換したくない。｣
佐疫｢死んでるじゃん。
ていうかAはそんなに僕のことが嫌いなの。｣
｢いや、べつに、好きだけど…｣
佐疫｢ならいいや、じゃあね！｣ニコニコ
斬島｢なんだあいつ。｣
｢情緒不安定。
あ、目返すね。｣
_________________________________
佐疫｢好きって言ってもらえたけど
目を交換できてないのは事実なんだよなぁ。
…僕もAと交換したいなぁ。
僕の目の色だって斬島に負けないくらい綺麗な
色してると思うんだけどなぁ…｣ブツブツ
田噛｢あいつ1人で何言ってんだ？｣
平腹｢さぁ？｣
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作者名：成瀬れもん | 作成日時：2015年12月19日 2時
