木舌の悩み事 ページ11
「…木舌さ、もうちょい痩せたら？」
木舌「え」
谷裂「そうだな、そうすれば少しは機敏に
動けるんじゃないか？」
木舌「うぅ…俺だって努力してるよ…」
「嘘じゃん。」
谷裂「アホみたいに酒を飲んでるのはどこの
どいつだ。」
木舌「ひどいよ2人してぇ…泣」
「いや、木舌のことを思って言ってるんだよ。」
谷裂「まず手始めに禁酒したらどうだ。」
木舌「それは無理だよ…」
「あたしも手伝うよ！」
木舌「俺だって一度、お酒をやめようと思ったよ？
でもなかなか…」
谷裂「だから手伝うと言っているだろう。」
木舌「…俺にできるかな？」
「できるよ！木舌なら！」
木舌「じゃあ…頑張ってみようかな…」
2日後
木舌「…」
「だめだ、木舌が死んでる。」
ソファの上で絶望したかのように座ってる…ッ
谷裂「三日坊主にもならんのか。」
「き、木舌？」
シーン
「…大丈夫ですかー？」
ドサッ
「え」
お、おお、押し倒されてるゥ
木舌「俺さ…君がいないとだめなんだよ…」
…ん？
木舌「君が離れていくほど不安になって…」
「木舌ー帰ってきてー」
木舌「他の誰かにとられてしまうんじゃないかって…」
「谷裂目隠ししてないで助けてよ。」
谷裂「いけないものを見た気がする。」
木舌「君のことが本当に好きなんだ…」
「谷裂助けてー」
木舌「これからもずっと一緒にいてよ…
お酒ェ……」
バタッ
A,谷裂「は」
「なにこいつ、ずっとお酒に告白してたの？」
谷裂「重症だな。」
「てかそれどころじゃない。重い。
助けて。」
谷裂「俺も少し眠いな。」
「え、谷裂？」
スー…
「嘘でしょ…
あたしも寝よ。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
平腹「え、何これ、どんな状況？」
田噛「木舌起きたらマジでしばく。」
平腹「やばいねやばいねw
写真撮ってやろw」
カシャ
田噛「あとでそれ1枚くれよ。」
平腹「了解！！」
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作者名：成瀬れもん | 作成日時：2015年12月19日 2時
