ゆるい彼女は能力持ちで写真家で愛され者！！

愛されて37日目 ページ46

麗奈「…で、どこから話せばいいのよ。」

13「まぁ、アイツの言葉にちょくちょく気になったことがあったんだわ。」

麗奈「気になったこと?」

ジャスティス「まずは、『あの時』という言葉だ。」

麗奈「…あの時…。」

メグメグ「あの時って…いつの話?」

麗奈「…きっと、アンタ達に会う前の話よ、アイツと私が高校生だった時じゃないかしら。」

トマス「その時に何かあったのですかな?」

麗奈「…あったと言えばあったわ。」

グスタフ「…何が遭った。」

麗奈「…そうね、アイツがいじめられたのがきっかけかしら。」

全員ー麗奈「「「「「!?」」」」」

勇者「Aさんが?」

リリカ「いじめられたの…?」

麗奈「そうよ。…まぁ、アイツをいじめたのは私を筆頭にだけどね。」

13「やっぱりか。」

麗奈「あら、死神は気付いてたの?」

13「お前、アイツに地味な嫌がらせしてただろ、足踏んだり、アイツの足の上で皿落としたり、テスラと組んで罠仕掛けたりよ。」

アダム「‼そんなことを…?」

麗奈「えぇ、まぁね、もうこの際全てを話すけど。…確かにアイツに嫌がらせしたのは事実だわ。」

忠臣「何故そのようなことをした、何か恨みでもあったのか。」

麗奈「恨み…アイツがここでもちやほやされてると思ったらイライラしたのよ。」

乃保「…そんナことデ?」

麗奈「…そんなこと?私にとってはそんなことじゃ済まされなかったのよ…‼」

恨みのこもった声を麗奈は出す。

零夜「…彼女と君の間に一体何があったんだい?」

麗奈「…これから話すわよ。」

すると麗奈はポツリポツリと話し始めた。

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