愛されて19日目 ページ23
A「こんな感じだね〜、分かった〜?」
麗奈「えぇ、丁寧に教えてくれてありがとう。」
A「気にしないでいいよ〜♪あ、麗奈ちゃんお菓子食べる〜?私の部屋にいっぱいあるんだ〜♪」
機嫌が良さそうにAは言う。
麗奈「…いいえ、その前にAちゃん、話があるわ。」
A「ん〜?何―。」
ガシッ
A「!?」
バンッ‼
麗奈に頬を掴まれ壁に叩きつけられた。
A「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ったぁ〜…も〜、何する―。」
麗奈「貴方、ぜんっぜん変わってないのね、ぶりっ子霜月さん?」
A「え…?」
その言葉を聞いた瞬間にAの顔が青ざめる。
A「な、何で君がそれを知ってるの…?」
麗奈「あら、まだ分からないの?鈍感ねぇ(笑)」
A「…‼う、嘘だッ‼何で、君がッ…‼」
麗奈「嘘?何を言ってるの?ここにいるのは、私でしょう?ねぇ、霜月さん?」ニコッ
微笑みながら言うが威圧的なその言葉に恐ろしさを感じた。
A「何で…君が、ここに、いるの…?」
震えながら麗奈に聞く。
麗奈「そんなの貴方が知らなくていいことだわ、でもね、これだけは言えるわ。」
スッ
麗奈はAの耳元に口を近づける。
麗奈「貴方を地獄のどん底まで堕としに来たのよ、間抜け。」
A「あ…や、やだ…。」
ズルッ ストンッ
腰が抜けて座り込む。
麗奈「ふふふっ、覚悟しておきなさい、貴方に居場所なんてないのよ。」
笑いながら麗奈はその場を去った。
A「…嫌だ…また…。」
『まだ学校来てたの?懲りないわねぇ、ぶりっ子ちゃん。』
『お前の居場所なんてないんだよ‼』
A「…そんなの…嫌だよッ…‼」
そう言って俯く。今の彼女にはそこから動く気力すらなかった。
アダム「…A様…?」
その様子を見たアダムが声を掛ける。
A「‼ダム君…?」
アダム「A様、大丈夫ですか?具合でも悪くなりましたか…?」
心配してAに近寄る。
A「あ、ご、ごめんね〜、ちょっと立ち眩みしちゃって〜。」
笑みを作り、誤魔化した。
アダム「医務室まで一緒に行きましょうか?」
A「大丈夫だよ〜、もう動けるから〜。」
そう言って立ち上がる。
アダム「そう…ですか?何かあれば私に言ってくださいね、A様。」
A「うんっ、ありがと、ダム君。」
笑みを浮かべアダムにそう言う。
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星空ブリキ - 作者さんきっかけでコンパスにハマった者です! 文章がマジでいい! 更新停止(だっけ?)になっている様子ですが、お身体だけには気をつけてください! 小説マジで面白いです! (2022年12月23日 14時) (
レス) id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
☆Saiki★―0319―(プロフ) - リリカルマジカルさん» ありがとうございます、頑張ります！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: d62793a125 (このIDを非表示/違反報告)
リリカルマジカル(プロフ) - 更新ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!めっちゃ嬉しいです！！これからも頑張って下さい！！ (2020年10月24日 22時) (レス) id: b0adb77363 (このIDを非表示/違反報告)
☆Saiki★―0319―(プロフ) - 青りんご飴さん» ありがとうございます、更新遅いですが頑張ります(´;ω;｀) (2020年6月27日 22時) (レス) id: d62793a125 (このIDを非表示/違反報告)
青りんご飴(プロフ) - コメント失礼します。更新、お疲れ様です！！面白くて、いつも更新楽しみにしてます！！頑張ってください！(*^ω^*) (2020年6月27日 22時) (レス) id: 992dcaec84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆Saiki★―0319― | 作成日時：2019年10月11日 23時
