『』の埋め方 (ページ1)

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エピローグ I ページ1

それは小さな小さな宝箱。

それは小さな小さな生命でした。

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「とりあえず敵船の武器なんかはほとんど回収し終えたぞーっ」

大海原、海上に浮かぶ大きな船と、その近くにその船には及ばぬ半壊した船がもう一隻。

今し方、戦闘を終えたばかりの光景であった。

「ジョズ！そっちはどうだ！」

大きな船の端から下へ声が飛んだ。声の正体はこの大船のクルーの一人、イゾウ。

「使えそうな食料も殆ど部下たちが持っていってくれた。引き上げてもいいと思うぜ。」

そう答えたジョズの一言を合図に、

「グララララ…今回も派手にやったなぁ…息子たち…よし、帰ってこい。」

大船の奥から足音を響かせ船の甲板に大男が現れ、半壊した敵船にいたクルーたちに

その大男は声を張り上げた。

彼こそが、この海の四皇にして最強の男とも言っても過言ではない。

彼の名は、エドワードニューゲート。

そして彼らは白ひげ海賊団。

実質最強を誇る、大海賊団である。