最弱総長逝っちゃって！

邪魔 ページ43

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「俺がやらなきゃいけないことがわかったよ、八戒。
大寿をブッ飛ばす！！！」


「私も賛成。とりあえずアイツぶっ飛ばせば、万事解決でしょ。」


「そ、そんなこと…できるわけ…！！
お前らは知らねーんだ…兄貴のやばさを…！！」


「邪魔すんな花垣…。八戒は…アタシが守る…。私が……私が、守る…んだ…」


「守る時に使うもんじゃねぇよ、それ」


「え！？」


おや？
あの紫髪の少年は、夏祭りの時にいた


「三ツ谷くん！！？」


「手ぇ話せよ柚葉。俺の手が切れちまう。」


「三ツ谷…なんでここに…？」


みつや君？はゆずはちゃんを花垣君に預ける。そしてむきなおり、デカブツに向かって言い放った。


「さて、オレが相手だクソヤロー。」


「あ？本気かテメェ、休戦協定はどうすんだ？まさか、自分で結んだ約束、
テメェで破るクソヤローか？」


「黙れ。
そんな約束より、当たり前のこと教えてやるよ。妹にはどんな時でも手をあげねぇ。どんな悪さも笑って許してやる。

それが“兄貴”だバカヤロー！！！！！」


みつやくんとデカブツ…たいじゅくん、だったっけ？の戦いが始まる。


私じゃできない攻防戦が目の前で繰り広げられてて、急いで私も後方に下がる。


すごいなぁ、たいじゅさん？くん？より身長が低いのに、みつやくんは戦ってる。


花垣くんに声をかけたのは、東卍 対 ばるはらの時にいた、金髪くんだった。


なにやらおしゃべりをしている。あーあ、私も早く半間くんたちに会いたいわ。


これが解決してからでも遅くはないか？


三ツ谷くんが膝をつく。それでも立ち上がって、なんでも上の相手を殴る。そこからはどこか、意地みたいなものを感じる。


すごいなぁ三ツ谷くん。
いいなぁ。


でもさぁ。


そんなタイマン邪魔する奴は、いらないよね。


「しぶてぇヤローだなぁ。疲れちまったからよぉ、そろそろ終わらすわ。なぁ、

乾？」


「へぇ君、いぬいくんって言うんだ」

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