最弱総長逝っちゃって！ (ページ28)

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元気？ページ28

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黒い服＿＿あれは、東京卍會の特攻服？半間くんに止まってもらって、耳を澄ました。

「＿＿ん違いしてっから＿＿教しねえとなあ！？」

その後、人を蹴る音。
うわあ看過できない問題が、今横目に行われておる。

半間くんにおろしてもらって、一緒にあの蹲ってる＿多分あれが座り込みくん＿を助けに行くことにした。

半間くんは自分の髪がぺしゃんこになっているのが気にくわないみたいで、少し不機嫌である。

そっちの方が断然かっこいいぞ。

土下座している座り込みくんを見て、私は下駄を脱ぎ捨て裸足で土の上を走る。これはあかんやつ。A、逝っきまーす！

「そこで、何してるの？」

「あ？って、女かよ。おい！！早くこいつ縛って、目の前でこの女回してやろうぜ！！」

汚い笑い声が響く。初手煽り、次に殴られる。その工程さえ終われば勝つる。

この雑魚どもあいてに、何発撃つ必要があるんだろうか。

にしても怖い。

「あなたたち、最低。他人に暴力振るうなんて、弱い人間がすることよ！！」

「うるっせぇなぁ゛！！！」

殴られた。しかし顔は動かない。これは痛そうだなー、だって多分八割方力出してるじゃん。

右手の準備よーし。行くぜ見てろよ座りこみくん。

「なっ…」

「だから言ったじゃん。暴力なんて、弱いやつがすることだって。」

バキッと一発。呆けた顔面ほど当てやすいものはない。腹にも一発、ついでにそのまま頭に二発。ふぅ～！痛そう…。

取り巻きたちも殴ってくるので、甘んじて受け入れそいつらのボディにどーーん！！顔面にもどーーん！！！どうだ見たことか！！

鼻血でも出してぶっ倒れてろよ、ブスどもがぁ！！

座り込みくんに大丈夫？と声をかけると、驚かれた。久しぶり。元気？私は元気だよ。