最弱総長逝っちゃって！

浴衣 ページ26

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「あっ、半間くん！！」


「…総長、暑いからやめてくんね？」


「総長お疲れ様です！！」


「あっ、総長お疲れ様です！」


「みんな元気だね〜！ごめんね、遅れちゃって」


ついにきた、待望の夏祭りだ。この日のために浴衣をレンタルしたぞ！！綺麗な白地にオレンジと青の模様が入った浴衣は、レンタルショップで一目惚れしたのだ。特攻服とおそろ！！


下駄をわざわざ履いて歩いてきたので、若干足が痛い。まぁそれも楽しみの一つとしておこうジャマイカ！！気分アゲアゲである。


明日の気疲れがハンパないことを薄々感じてる。


みんなと別れて、半間くんと屋台を回っていると、向かい側から見たことのある高い背丈を発見した。三つ編み、そしてタトゥー…。


東京卍會とのお話し合いの時にいた、背が一番高い三つ編みくんじゃん！！


そしてその隣には美人な女の子！！おいおいカップルだったのかよ！！羨ましいなぁ！！


あんなに柄の悪い見た目でも彼女ができるのに、どうして私は彼氏ができないんだろう…？あれ、目から水が…。


邪魔しちゃいけないなぁ、と思い、半間くんを連れて逆走する。いいなぁ、誰だろあの女の子。私の隣にいるのは柄の悪い背ぇ高ノッポだけなのに…。


「せめて半間くんの見た目が良ければなぁ…」


「は？」


会話をしながら適当な屋台に寄ろうとすると、突然頬をつたう水。まさか私、泣いてる？


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えっっっっっ

見たらめっちゃ増えてる…色々と……

みなさんアザス！！アリガトザイマス！！！

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