最弱総長逝っちゃって！

証拠 ページ23

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「そこに居る奴が、“無名”の総長か？」


「ピッッッ！！！？？そ、そうですね…ハイ…総長してます…」


「テメェら何しに来やがったんだよ！！」


「オビャッッッ！！？？えと、あの、は、半間くんんん！！！！やっぱ無理ぃ！！怖い！！」


「あーハイハイ。ウチの総長は、ソッチのメンバーの親友とその彼女に手ェ出したのが、ウチのメンバーじゃねぇってことを伝えに来たんだよ。」


「あぁ！！！？？？今更違いますってか！？調子乗ってんじゃ、」


「黙れや」


一触即発だぁ…怖いナリ…。でも親友さんのためにここまで怒るってことは、やっぱりいい人たちなのか…？


てか誰の親友さんが被害にあったの…？何もわかんなくて怖い…。


「せ、先日、そちらの、親友さんが、えっと、被害に遭われた…遭わされた？犯人を、ヤンキーくんを捕まえて、えと、事情聴取の結果、ウチのメンバーじゃないことが、証明、証明されたんです…ハイ…」

「証拠は？」

「しょ、証拠として、全員にアリバイがあり、か、監視カメラ、にも事件発生時に別場所で、別のことをしてる、メンバーが映ってました…。」

「あと、親友と彼女助けたの。俺たちだから
な？」


そうだぞ！！ウチのメンバーがたまたま通りがかった時に見つけたから良かったものの、もうちょっとで女の子がいっぱい怪我するところだったし…。


感謝してくれ。そこだけでいいから感謝してくれ。頼む。そして平和的に、そう、友好的にやろ。な？こっちも、てか私がけんかしたくない。殴られるのって怖いんだよ？痛くないけど。


「デタラメばっか言いやがって…！！」

「まっ、本当ですってばぁ！！」

「本当なの？」

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