唯一の2年A組は壊理の姉 (ページ11)

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次の日から私1人で授業を受けた。

座学は先生とのワンツーマン。
対人訓練は基礎以外は1つ上のミリオや環くん達のクラスと一緒に受けた。

合宿とかは出来なかったけど…

最初は1人なのは寂しかった。
でも段々慣れてきたから大丈夫！！
2年生のねじれちゃんと言うお友達も出来た！

そして1年が過ぎるのはあっという間で
もう春休みに入ろうかとしていた。

私は仮免も取ったし、来年からのインターン先を決める為、職員室で相澤先生と話をしていた。

面白半分でマイク先生もいる←

根｢やぁ！みんな大好き小型ほ乳類の校長さ！｣

私と相澤先生の間からピョコッと顔を出した。

『あ、こんにちは校長先生』

マ｢女子リスナー冷静かヨォ！！｣

相「どうかされたんですか、校長」

根｢Aくんに提案があって来たのさ！｣

ちらっと相澤先生を見ると
なんだそれという顔をしていた。

相澤先生も知らないんだ……。

根「来年から対人訓練や救助訓練は1年生と行うのはどうだい？」

『新入生と、ですか？』

根「話を聞くと君は1つ上の学年の中でも抜きん出た成績だそうじゃないか！人に教えるのも勉強の一貫さ！

それにいつも同じ相手じゃ変な癖がついしまう。それなら色々な人と訓練すると個性の幅も広がるのではと思ってね！」

な、なるほど……？

『えっとー……』

横目で相澤先生を見るとため息をついて
私をまっすぐと見た。

相「確かに合理的配慮だ。まぁ、鳴瀬に任せる」

『じゃあお願いします！！』

マ「即答だナァ」

また、新学期が楽しみだ！

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月日流れるの早いとか言わないで下され←