･45･ ページ18
ゾワッ
悪寒が背筋を走った。
『(…多分相手の個性は触れたら崩壊する…
となると近距離戦は少し危ない…)』
けど、注意したら私も攻撃が可能。
向かってくる敵に対して考えを巡らせていると、
背後から何かの手のひらに挟まれ掴みあげられた。
『グｯ……！！？』
こいつ、さっきイレイザーをボコボコにしてたやつ……！確か、脳無とか言った……！！
敵の言葉で油断した。
まさかこいつを使うなんて。
｢ハハッ、油断してたみたいだなぁ。ウィステリア｣
『…ﾁｯ』
舌打ちをするとググッと挟まれている手に力が籠った。骨が少し悲鳴をあげる。
｢ほら、両腕折れる前に俺たちの仲間になるって言えよ｣
『…絶対に、嫌っ……！！』
｢…脳無｣
更に力が加わり、私の骨が折れる音がした。
『うあ"ぁ"あ"あ"ぁぁぁ！！』
パッと手が離され開放されたと思うと、
次は敵に首を捕まれ掴みあげられた。
｢…ほら、言えよ｣
『ｯあ、い……やだ』
｢言わないと体崩れるぞ｣
ビキビキと嫌な音をたてながら
私の首周りに鈍い痛みが走る。
_______ダメだ、殺される。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 626人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
稲荷神(プロフ) - あの、ちゃっとしたアドバイスなんですけど自分だけこんな幸せでいいのかみたいな罪悪感をちょいちょい入れてくれるた方が個人的にいいです。さくらもちさんの作品ですから全然断っていただいても大丈夫です！ (2020年2月17日 0時) (
レス) id: 1d66bb4671 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の火(プロフ) - ありがとうございます！嬉しいです！早速読んできます！ (2020年1月27日 15時) (レス) id: fc1edbfbf6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもちのねこ(プロフ) - 蒼の火さん» コメントありがとうございます！2つとも番外編として書かせて頂きます(*´∀｀*) (2020年1月27日 7時) (レス) id: aa6786d7b1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼の火(プロフ) - 初コメ失礼します！甘えん坊な環君がみたいです！後、2つ目がOKなら寂しがり屋な環くんも見たいです！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: fc1edbfbf6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらもちのねこ | 作成日時：2020年1月19日 11時
