離れろくださいませ、安室さん!!!!2

離れろください。45 ページ31

「へいおまちぃ！！！さぁさぁテーブルを開けろ！！」

「おっ、完成したんですね！！僕も配膳手伝います！！」

そう言いながらキッチンに既に皿に盛り付けられたモノを持ってくるのを手伝ってくれた。

「おお！美味しそうですね！これは……シチュー！いい匂いです」

「でしょ！私にかかればこんなもんですよ！！はっはっは！！」

用意したのはお気に入りのパン屋のパンをスライスして！オーブンでこんがり焼いてバターをつけたアツアツのバケット

クリームシチュー、サラダである。

サラダはシンプルにレタスとトマト、チーズにドレッシングをかけたものである。

シチューは食べてからのお楽しみだ。

「いただきます！」

そう言ってシチューをぱくりと口に入れる安室。

「……！おいしい！おいしいです！！それにこのシチュー、セロリ入ってますね？意外と合う物ですね」

「まあね。」

「このパンもカリカリでしっとりしてて……シチューととても合いますね。サラダもサッパリしてて、味の濃いシチューにもぴったりです！」

「レビューはいいからさっさと食べて」

ペラペラと料理の感想をこれでもかという程に伝えてくる安室の口にバケットを押し付けると、「あーんですか…？」と頬を赤らめていた。

ムカついたので口いっぱいにバケットを詰め込んでやった(※良い子は真似しないでね！！)

「窒息したらどうするんですか」

「救急車を呼ぶ」

「応急処置も頼みます」

「間違って押し込めたらごめんね…」

「Aさんは優しいからちゃんと助けてくれるって信じてますから……信じてますからね……！」

食後の洗い物は安室にやってもらった。

私はポケ〇ンやってた。やー、ワンパチかわいいね！

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