離れろくださいませ、安室さん!!!!2

番外編「夢主ちゃんの3分ポイズンクッキング」 ページ14

「えー！本日は、Aさんによる3分ポイズンクッキングをご紹介したいと思います！わたくし、助手の安室です！！それでは、先生、早速……」

「はーい、講師のA先生でーす、敬ってくださーい。それでは、今日作る料理はこちら！！デーデン！！青汁！！！」

「チョイスが微妙では？」

「うるせぇやい……素人は黙っとれ……」

「それでは！材料です！！」

〜青汁の材料〜

葉っぱ系の野菜(いっぱい)

豆乳(少し)


「それでは作っていきますよ！」

「はい！A先生！！」

「早速青汁を作っていきます。まず、テキトーな葉っぱ系の野菜を洗ってミキサーに手当たり次第にぶち込みます」

「手当たり次第にぶち込む」

「あと、これだと飲みずらいので、豆乳でサラサラにします。」

「あっ、あっ、あーーーー！！！ちょ、いれすぎ…」

「え、なんか青感少なくない？？合成着色料の青を入れます」

「わぁ、お空の色になりましたよ……？」

「スパイスが足りない気がする……えっと、バジルとハバネロ、塩コショウっと……」

「僕絶対飲みませんからね」

「私の事嫌いなんですか？」

「愛してます、勿論一滴残らず飲ませていただきます。」

「あ、最近安室さん疲れてるって言ってましたよね！！ニンニクもいれますね！あ、口臭対策のブレス〇アも！」

「それを気にするなら入れないでくださいよ……」

「あと、疲れには甘いもの！ってことでガムシロップとメープルシロップと蜂蜜をそれぞれ100CCずついれますね！」

「胃もたれ確定ですね」

完成！！！それでは試食してみましょう！！！

「待ってください」

「え、どうかしましたか？」

「なんで僕のところに大きなグラスに溢れんばかりに入った青汁が置いてあって、Aさんの所にはないんですか？」

「助手思いの先生だからね……お飲み……？」

「え、全然そんなこと思ってないですよね！？あ、まって、無理やり飲ませようとしないでくださ────あっ、ああああ！！！！！」

この後、スタジオに救急車で緊急搬送された人が出たらしいが、真相は闇の中である───。

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