大神晃牙の舎弟が大変可愛らしい件に関して (ページ3)

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いちっ！ページ3

【大神晃牙side】

晃牙「おいっ!!吸血鬼野郎!!部活だ!!起きろ!! 」

俺がいつも通り朔間せんぱ………吸血鬼野郎を起こすために棺桶を力一杯蹴ると、棺桶の蓋が開いた。

零「ふぁあふ………これ、わんこや、そう蹴るでない。棺桶が壊れるじゃろう？」

晃牙「さっさと活動しやがれっ!!」

俺が大声でそう言うと、吸血鬼野郎は渋々と棺桶を出て、水を1口飲んだ。

零「ぷはぁ…♪寝起きの飲み物は格別じゃのぉ……♪」

そんな呑気な一言に、俺は脱力感を覚えた。

この頃、吸血鬼野郎はやる気がねぇし、することもねぇから退屈だ。

なんか、面白いこと、ねぇかな……

そんなことを考えていると、背後から物凄い足音が聞こえてきた。

そして……

ｶﾞｶﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

『軽音部ってここですか!!ここに、入部したいんですけどっ!!』

小さい女が入部希望に来た。