オリジン ページ2
世界の8割が個性を持っているこの世の中で僕は
恵まれた個性に生まれた。
僕の個性は天候。自分の感情にあった天気に変えることができる。
地味だけど、ヒーロー向きの個性だとよく言われた。
でも、嬉しくなかった。
僕がこんな個性に生まれてきてしまった為に両親は変わってしまった。
母「テストで96点！？そんなんじゃ優秀なヒーローになれないわよ！」
A「ご、ごめんなさい」
父「ほら、立て！ヒーローになるためには特訓あるのみ！
バテてる場合じゃないぞ！」
A「…ごめん、なさ、い」
４歳の僕に母はレベルの高い塾に通わせ、満点のみを望み、
父は対人戦闘の為にと特訓をはじめた。
どんなに頑張って満点とってもそれが当たり前だといい、
どんなに強くなっても父は上には上があるといい、
誰も褒めてくれなかった。
お陰で頭もよくなったし、強くもなった。
けど、僕の自信もなくなった。
小学生になって、同級生にあったときもうまく話せず、
先生と話すときは怖くて目も会わせられなかった。
自分でもおかしいと思って親に、先生に相談した。けど、
先生「そんなこと誰でもあるから。」
母「人が怖い？そんなの甘えよ！」
父「母さんの言う通りだ、全くなんでこんな子供になったんだ！」
誰も僕を分かってくれなかった。
小学校を卒業した日、
僕はランドセルに着替えなどを詰め込んで家出をした。
雨の日だった。
この日のために貯めたお金で住んでいたところから離れた
場所に行った。ここならバレないと思って。
その時に知らない男の人に話しかけられた。
その人は僕の上だけ晴れていたのを気づいたらしく
話しかけたらしい。
僕は話した。
個性のこと、家出してきたこと…全部話した。
もちろん、性格のことも。
男の人はあまり興味無さそうだった。でも、
「いいんじゃないの？お前はお前なんだから。」
と、言ってくれた。
そんなこと言ってくれる人ははじめてだった。
そのとき、僕は…いや、俺はこの人についていくことを決意した。
A「あ、あの！」
？？「ん？なに？」
A「俺を！あなたのそばに置いてください！」
勇気を振り絞り、言った。
するとその人はニヤリと不敵な笑みでいいよ、後悔しない？
と聞いてきた。俺はうなずく。
すると目の前に黒い霧が現れた。
中に入ったらきっと戻れない。けど、俺は迷わず入っていった。
これが俺のオリジンだ。
真っ黒なヒーロー (最初の年月の表示を訂正しました！)→←プロフィール
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桜(。・ω・。)華(プロフ) - あと、７ページの「もぐもぐタイムのち学校」？？さんの台詞で多分…美味しくないかな？っと書きたかったんだとわかるんですが おいしいないかな？ になっちゃってます(゜_゜) (2018年5月1日 2時) (
レス) id: e20fc75ab8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(。・ω・。)華(プロフ) - 初投稿とは思えないくらい面白くて、楽しく読ましてもらってます！更新頑張って下さい！影ながら応援しています♪♪ (2018年5月1日 2時) (レス) id: e20fc75ab8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(。・ω・。)華(プロフ) - ６ページの「雄英の裏事情」の相澤先生の台詞で電ｲﾅｽﾞﾏが稲妻になっていますよ！ (2018年5月1日 2時) (レス) id: e20fc75ab8 (このIDを非表示/違反報告)
雲針鼠 - 隻眼メガネさん» 謝らなくていい…なんて返せばいいのか分からなかったから…素っ気ない返し方になった…ごめん (2018年4月8日 20時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
隻眼メガネ - 雲針鼠さん» あっ、すいません。何度もコメントして頂いたのが嬉しくてつい…本当にありがとうございます！ (2018年4月8日 9時) (レス) id: 136f7a0716 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隻眼メガネ | 作成日時：2018年2月24日 10時
