21話 ページ22
「え、消太もう起きたんですか！？」
私は朝からなにをこんなに驚いているのかと言うと。
リカバリーガールからの1本の電話であった。
彼女には消太の状態を報告してもらうよう頼んでいたのだが、こんなに早く起きると思っていなかった私は、絶賛驚き中だ。
リ『あぁ、しかも動けるから生徒の前に立つ。とか、言い出してねぇ。』
「ほ、ほんとですか！？」
あー、ほんと馬鹿だわ。消太。
あの怪我が1日そこらで治るわけないじゃない。
「と、とりあえずそっち向かいますね！」
あー、もう。なんで朝から病院に行かなきゃ行けないのよ。気分下がるわ。
・
・
・
ｶﾞﾗｯ
「消太！！」
目に飛び込んできた消太の姿は、包帯ぐるぐる巻で、とても痛々しかった。
相「げっ...。お前なんでいるんだよ。」
「なんでじゃないわ！私の方こそなんでもう復帰したいとか言ってるのか聞きたいわ。」
しかも第一声がそれなの...。
なんてボヤいていると。
相「てかお前。俺の助手をしたいって言ったんだって？なに勝手なことしてんだよ。」
「はぁ？勝手なことですって？...こっちがどんだけ心配したかも知らないくせに。よく言うわ。」
勝手なことって...。分かってる。勝手なことだってことくらい。でも、なにか役に立てるならたちたいじゃない。
「...役に立ちたかっただけなのよ。」
相「あー、なんだ。心配かけたのはすまんかった。ただ助手ってゆーのはなぁ...。」
「なに？なんか文句でもあるの？」
ちょっと怒ってる口調になっちゃったわね。
でも私が怒ることなんて滅多にないんだから、効いてるんじゃない？
相「うっ...。分かったよ。ただし、体育祭までだ。いいな？」
「そんな！2週間で治ると思ってるの？」
相「治すんだよ。」
「...分かったわよ！その代わり、2週間は私の言う通りにしてもらいますからね！」
相「はいはい。」
ほんとに分かってるのかしら。
相「それじゃ、今日からよろしくな。」
「ええ、分かっているとは思うけど、無茶はしないこと。毎日私が車で送迎してあげるわ。感謝しなさい。｣
相「事故らないでくれよ。」
「バカ言わないで、私が運転するんだから事故なんてするわけないでしょ？」
こうやって言い合っていると、なんだか学生時代に戻ったみたいだ。
楽しい。なんて、柄にもなく思ってしまったことは内緒だ。
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よしおかぁさん(プロフ) - 夜銀さん» ありがとうございます！！はい！なるべく出せるように頑張ります...！！（番外編とか出来たら...） (2018年8月9日 20時) (
レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
夜銀(プロフ) - 超おもしろい！更新楽しみにしてます！あと、できればばくごー出して欲しいです。。よろしくお願いシャス！！ (2018年8月9日 18時) (レス) id: 041c0d2a88 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» すみません！ただいま変更致しました。 (2018年8月7日 19時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグまだ外されていませんが…ちゃんと外して下さいね。外されないなら違反報告する事になります (2018年8月7日 16時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» 失礼しました！投稿されてるとは知らず、そのままにしてしまいました！ (2018年8月6日 23時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしおかぁさん | 作成日時：2018年8月6日 21時
