18話 ページ19
そのあと私たちはそれぞれの部屋に戻った。
「あ、ケーキ渡すの忘れてたわ！いまから行っても大丈夫かしら...？」
あちゃー、私としたことが...
なんて反省していると
ミ「Aー、いるかしら？」
すると眠さんが入ってきた。
「いますよー。珍しいですね、眠さんがここに来るなんて。」
ミ「実は相談があってね。ちょっといいかしら。」
「相談？」
眠さんは相談するより自分で解決派だから珍しい。
ミ「えぇ、私の事じゃないんだけどね。生徒のことなの。」
「生徒...ってことはA組ですか？」
ミ「察しが良くて助かるわ。」
察し...っていっても嫌でもA組しか思いつかない。
「それで、なにかあったんですか？」
ミ「それがね、学校の方針として生徒一人一人にカウンセリングをしたいって校長が仰っていて。」
「なるほど、それでカウンセラーの私に相談ってことですか。」
そのこと自体には賛成だ。
おそらく彼らの心は予想以上に疲弊していると思う。
1度生徒のカウンセリングをしておきたいと思ってたところだし。
「でも、なぜ眠さんが？校長が呼んでくだされば良かったのに。」
ミ「それが、校長これから用事があるらしくて、代わりに私が言いに来たのよ。」
「そうだったんですか。」
じゃあなんでさっき言ってくれなかったのかしら。
私のケーキと一緒で忘れてたのかしら...。
「あ！じゃあ校長先生このあといないんですよね？」
ミ「えぇ、そうだけど。どうかしたの？」
「校長先生とケーキ食べようと思って焼いてきてたんです。」
どうしましょう。保存きかないし...
と言っていると。
ミ「じゃあ私と食べない？ここだったらお茶もあるでしょう。」
「え、いいんですか！これからのお仕事とかに差し支えなければ、ぜひ！」
ミ「仕事はついさっき片付けてきたところよ。ガールズトーク、しましょ？」
「はい！いまケーキとお紅茶の準備してきますね！！」
ミ「焦らなくていいわよ。」
そう眠さんに言われるのと同時に茶葉の入った缶を持ちながら転んでしまった。
ちなみに缶に蓋はしてあったので茶葉は零れていない。
「いてて...」
ミ「フフッ、焦らないくていいのよ。」
うぅ、、、笑われてしまった...。
「はい...」
こんなことで笑い合える幸せな時間がもっとつづけばいいのにな。
そう思ったある昼下がりだった。
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よしおかぁさん(プロフ) - 夜銀さん» ありがとうございます！！はい！なるべく出せるように頑張ります...！！（番外編とか出来たら...） (2018年8月9日 20時) (
レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
夜銀(プロフ) - 超おもしろい！更新楽しみにしてます！あと、できればばくごー出して欲しいです。。よろしくお願いシャス！！ (2018年8月9日 18時) (レス) id: 041c0d2a88 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» すみません！ただいま変更致しました。 (2018年8月7日 19時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグまだ外されていませんが…ちゃんと外して下さいね。外されないなら違反報告する事になります (2018年8月7日 16時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» 失礼しました！投稿されてるとは知らず、そのままにしてしまいました！ (2018年8月6日 23時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしおかぁさん | 作成日時：2018年8月6日 21時
