26話 ページ27
あーあ、今日は大変だったなぁ。
久々の対人戦闘だったし
ましてや3人を相手になんて。
効率を考えてのことだったけど、見直す必要もあるかな。
「あら、轟くんじゃない。」
こんな所で会うなんて、奇遇ね。
轟「...？」
あー、その顔。
絶対誰だか分かってないやつだ。
「相澤先生の補助をしてる先生よ。覚えてない？」
轟「あ...。」
いや、あ...。って！完璧分かってないじゃない！
「轟くんもこんなお店来るのね。意外だったわ。」
轟「そば、好きなんで。」
「へぇ...。お隣、失礼してもいいかしら？」
轟「...どぞ。」
あ、ちなみに今はお蕎麦屋さんに来ているの。
夜ご飯よ。私の。
「ありがとう。...あ、そういえば。轟くんは私の特別講習、参加してくれなかったけどしっかり訓練できてる？」
まぁ自由参加だったんだけど。
参加してないのがこの子と爆豪くんだけだったから。きになって。
轟「大丈夫です。」
それは一体どっちの大丈夫なのかしら。
訓練は出来てます。ってことなのか。
そんな言葉は間に合ってますって意味なのか。
「あら、そうなの。せっかく皆の個性を見て対策できたのに。」
轟「...俺が勝つんで。」
...勝ちへの執着、かしら。
この子は体育祭のことを考えている訳じゃない。
お父さんをみている。
事前にプロフィールは見ていたけど。ここまでとは。
エンデヴァーはいったいどんな教育をしたのかしら。
「勝つことへの絶対的自信。なにが君をそこまで奮い立たせるのかしら？」
答えを分かってて聞いている私も相当ね。
轟「親父を否定するためだ。」
そう言うと彼は席を立って店を出てしまった。
「...それって矛盾してる気がするけどな。」
私の呟きは誰の耳にも届かなかった。
今度、彼のこともカウンセリングしたいなぁ。
いろんな気持ちが聞けるかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よしおかぁさん(プロフ) - 夜銀さん» ありがとうございます！！はい！なるべく出せるように頑張ります...！！（番外編とか出来たら...） (2018年8月9日 20時) (
レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
夜銀(プロフ) - 超おもしろい！更新楽しみにしてます！あと、できればばくごー出して欲しいです。。よろしくお願いシャス！！ (2018年8月9日 18時) (レス) id: 041c0d2a88 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» すみません！ただいま変更致しました。 (2018年8月7日 19時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグまだ外されていませんが…ちゃんと外して下さいね。外されないなら違反報告する事になります (2018年8月7日 16時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
よしおかぁさん(プロフ) - 、さん» 失礼しました！投稿されてるとは知らず、そのままにしてしまいました！ (2018年8月6日 23時) (レス) id: 6fd63eef07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よしおかぁさん | 作成日時：2018年8月6日 21時
