おはよう ページ9
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A「 いってきまーす! 」
玄関を開けると、隣の玄関も同時に開いた。
樹「 ん?あ、はーちゃん。おはよう。 」
A「 ふ、藤原くん?!おはようございましゅ!っ、噛んじゃった… 」
いつもは時間帯の合わない藤原くんと、今日は偶然合った。
昨日同じマンションだったことがわかり、そしてお隣だったこともわかった。
もしかしたら、とかは思ってたけど本当だと信じたことは無かった。
お隣なのにこんなにも会わないことってあるのかな…
声をかけらたことに驚いてしまって、挨拶の一言も噛んでしまった。
私は必死に赤くなる頬を両手で覆い隠す。
樹「 ましゅってなに。笑 」
そんな私に朝からキラキラの笑顔を向けてくれる藤原くん。
緩む頬を必死に抑え、一緒に笑ってしまう。
藤原くんは、「 はーちゃんいつもこんなに早いの? 」と喋りかけてくれる。
私は噛まないように必死に、「 はい、歩くの遅いんで…笑 」とゆっくり喋ってしまう。
樹「 うん、なんか遅そうだもんね。笑 」
A「 それよく言われます… 」
樹「 なんか赤ちゃんぽくて可愛いよ。 」
自然と歩幅を私に合わせてくれる藤原くん。
藤原くんは不意打ちが得意なのかな、またポロッと可愛いなんて一言をこぼす。
その一言で私は歩いてる感覚がなくなってしまう。
慎「 ん?樹と…はーちゃんじゃん!俺を置いて仲良くおふたりで登校ですか?笑 」
樹「 俺はーちゃんとねマンション一緒だったの、ついでに家も隣。 」
慎「 何それ運命みたいな。笑 」
昨日のようにふたりに挟まれ登校をする私に、隣にいた女子たちは何やらコソコソ話をする。
北人「 あれ、ふたりともおはよ〜…って隣の子誰?どっちかの彼女?笑 」
慎「 北人、おはよう。 」
樹「 おはよう。 」
え、どうしよう。
またひとりイケメンが増えてしまった…
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杜若(プロフ) - れもんさんのアソビゴコロという作品に似てますがこの作品はこの作品で楽しませていただいてます! (2019年9月17日 6時) (レス) id: 2722c7dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ほんとにありがとうございます!!来夢さんのペースで待ってます!!ほんとにありがとうございます!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» 了解しました!ぼちぼち落ち着いたら書かせてもらいますね(><) (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメントレスありがとうございます!!わー!考えて貰えて嬉しいです!私Twitterやってないのでこっちで書いて貰えると嬉しいです!ほんとわがままですみませんっ!次もほんとに楽しみにしてます!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(><)わわわ、ぜひ書かせてくださいッ!Twitterにでもひっそり書きたいと思いますね!次回作でもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幸 | 作成日時:2019年4月27日 18時