体育祭 ページ16
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北人「 はーちゃん、今日楽しみだね。頑張ろ! 」
あれから月日が経った。
藤原くんを目で追う回数は増えるものの、目が合う回数が減った。
北人くんと長谷川くんは何かを察して、気を利かせて話しかけてくれるものの
藤原くんが目に入ってそっちに気がいってしまう。
あの日のことは忘れられもしなく
とうとう今日の体育祭までも、引きずってしまった。
北人「 アイツらには負けねぇわ。笑 」
アユミ「 あ、吉野くんいいところに。 」
推薦で決まった実行委員のふたりは準備も大変で、私に構ってる暇もなく今日は走り回っている。
友達のいない私は、ひとりぽつんと席で座っている。
そこに、「 あれ、はーちゃんぼっち?笑 」とからかう声が聞こえた。
A「 長谷川くんと、…藤原くん… 」
慎「 アユミちゃんと北人は?あぁ、実行委員だったね。 」
こんなにも日が照っているのに、日焼けをしない長谷川くん。
の、隣には汗が額に滲んで余計輝いている藤原くん。
藤原くんは、私を見つめ、「 久しぶり、元気だった? 」と声をかけてくれる。
A「 は、はい。 」
目線を逸らし、返事をしてしまう。
長谷川くんは、「 てか、はーちゃんなんの競技出るの? 」と気を利かせて話題を変えてくれる。
A「 借り物競走です… 」
慎「 はーちゃん走れるの?笑 」
A「 は、走れます…! 」
長谷川くんは、私を上から見下ろしいつも通り嫌味を言ってからかってくる。
そんな光景を藤原くんはどう思っているのだろう。
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杜若(プロフ) - れもんさんのアソビゴコロという作品に似てますがこの作品はこの作品で楽しませていただいてます! (2019年9月17日 6時) (レス) id: 2722c7dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ほんとにありがとうございます!!来夢さんのペースで待ってます!!ほんとにありがとうございます!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» 了解しました!ぼちぼち落ち着いたら書かせてもらいますね(><) (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメントレスありがとうございます!!わー!考えて貰えて嬉しいです!私Twitterやってないのでこっちで書いて貰えると嬉しいです!ほんとわがままですみませんっ!次もほんとに楽しみにしてます!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(><)わわわ、ぜひ書かせてくださいッ!Twitterにでもひっそり書きたいと思いますね!次回作でもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幸 | 作成日時:2019年4月27日 18時