53話 ページ7
Aside
そういえば晴、車で送ってくれるって言ってたけど、車なんか持ってたっけ?
貴・零(...............)
家の前に出ると、新品の車があった
貴・零(...晴のことは
大体どんな男か理解したつもりだったが)
貴・零「「..................」」
晴「零?A?どうした?乗れよ。学校遅れるぞ」
私達はとりあえず車に乗った
貴「...この車どうしたの?」
晴「......えっと...!!
零「──────女か!!」
晴「────や!!一応断ったんだけど
じゃあマンションの方がいいのかって言われて!!最後だからって何かいろいろ断れなくて......っ!!」
貴・零「「御託はいい」」
晴「ハイハイ、すみませんねー
こいつら何でそんな難しい日本語
知ってんのかな──?」
零(いちいち腹を立てる
ことでもないと判ってはいる
判っているが、腹は立つ!!)
そうこう話してるうちに学校に着いた
晴「まだ時間早かったな。誰もいねー」
貴「?晴、どこまでついてくる気?」
晴「いーじゃん
父兄なんだから少し見学させろよ」
零「父兄というより、お前は見るからに不審者だ」
晴「誰かに何か言われたら、ちゃんと俺のことお兄ちゃんって呼べよ。零、A」
貴・零「「..................」」
晴「うわ、すげーイヤそーな顔
よし!お前らお仕置き決定!!」
晴「今日から《いってきます》と《ただいま》のキスはお前らからしろ」
貴・零「「......くだらない」」
晴「断ったら、しばらくの間ウチの献立から米は消える」
貴・零「「..................っ!!!」」
貴・零(殺したい!!)
晴「ホラホラどーした?
愛しのササニシキやコシヒカリと当分お別れか?」
晴[ト ン]
晴「───零、そんなに俺とキスするの嫌?」
晴が零に壁ドンする
ガタッ
零「.........っ」
晴「俺は、お前が嫌ならもうしない
ホラ、お前に嫌われたくないし?」
晴「やっぱお前くらいの年なら
女の方がいいかも────って」
零「───...じゃない」
零「嫌だなんて、一度も思ったことはない!!」
晴「───そ?」
零「............ハル」
晴「んん?」
零[ちゅ]
零「......行ってくる」
晴「はいよ、お利口さん」
晴「次はAの番な」
貴「...晴、しゃがんでくれないと出来ない」
晴「そっか」
そいうと晴がしゃがんくれた
貴[ちゅ]
貴「いってきます」
私は晴の頬にキスをした
晴「よく出来ました」
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鎖那(プロフ) - 、さん» 外し忘れていました。教えて下さりありがとうございます。 (2018年8月15日 14時) (レス) id: f55603b56a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 11時) (レス) id: e59c1a93ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鎖那 | 作成日時:2018年8月15日 11時