SUPER LOVERS２【斯波夏生】

88話 ページ43

零side

in保健室

零［ぱ ち］

十全「零！？」

紀里「零、起きたか」

零「十全？紀里？」

十全「あ──ビックリした
お前、走り終わっていきなり
ブッ倒れるから......
だから休めゆーたのに！！
今日に限って保健医おらんし」

紀里「零が倒れた後Aも倒れたし…」

零「は！？大丈夫なのか！？」

紀里「ああ、熱が高くてまだ目覚めないが…」

零「そうか…」

伊藤「海棠、兄ちゃんには電話しといた
迎えに来るってよ！」

零「そうか」

十全「そりゃよかったな」

零「あつい」

十全「あ、着替えるか？」

紀里「じゃあ私は外出とくよ」

パタン


零「面倒かけて悪かった」←着替え中

十全「そりゃえーけど、具合悪いんなら言えや！俺、紀里ちゃんに言われんかったら.........ん？」

十全「わあ！！」

伊藤「何だ？黒崎」

紀里「どうかしたのか？」

十全「やややや…何でもないです！！スンマセン！！」

零「？」

伊藤「じゃあ、あと頼むなー」

パタン


十全「零！！お前...っはっきり言え！！」

零「何を？」

十全「あの兄ちゃん、浮気しとんのやろ？」

零「してない」

十全「じゃ、お前が浮気......」

零「してない」

十全「じゃ、お前ら今どーなってんの！？」

零「どーにもなってない。以前と何も変わらない」

十全「ヨリ戻ったってことかい！？」

零「ヨリ？」

十全「ああ、面倒やな！！
どーにもなってないのに
こんなのつけてくるワケあるかいな！！
ちょお、もっかい見せぇ！！」

零「な...っ」

零「やめろ十全！！」

十全「いいから黙って見せんかい！！」

零「放せ！！」

晴「───ちょっと、黒崎君...だっけ？
ウチの零に何してんの？(黒笑)」


晴「Aはまだ起きてないのか？」

零「ああ」

晴「仕方ない、車まで運ぶか」


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十全と紀里ちゃんの喋り方がわからない...

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