77話 ページ31
晴side
晴「ハッ」
晴「────ハッ」
晴「いねぇ......」
晴「......うﾞうﾞうﾞ
結局、公園の外周を三ベン回っちまった
キモチワル──」4.5キロ ×３
晴「ぜ────ぜ─────」
晴「零とAのヤツどこ行ったよ」
───ああ、えーと
見つけたら、零に昨夜ことはちゃんと謝って
夕飯はあいつの好きなモンにして
───っていつもと同じじゃねーか！！
晴「ハッ」
“そう...か”
“悪かった”
あんなふうに、言わせてしまう気はなかったのに
貴・零「「ハル？」」
零「？どうした？そんな汗びっしょりで......どこかに急いでいたのか？」
晴(何でフツー！？)
晴「.........や
ちょっと久々に汗かこーかと思ってな」
晴「それよりお前ら、朝からどこ行ってたんだ？」
貴「じーさん家の近く。タヌキの飼い主捜しに」
晴「ハ！？」
零「もともとの飼い主が捜してたら気の毒だろ？タヌキも」
晴「─────で、見つかったのか？」
貴・零「「一応」」
晴「一応？」
貴「飼い主は独り暮らしの老人で、ひと月も前に亡くなってた」
晴「！」
零「子供も親戚も遠くに住んでいて
家はとっくに売りに出されていた」
貴「同じ独り暮らしのじーさん家に住みついたのも、飼い主と似ていたからじゃないかと思うよ」
晴「...そっか。じゃあじーさんが戻るまで
ウチで預かるしかないな」
貴・零「「うん／そうだ」」
零「可哀想だが、仕方ない」
晴「ご苦労だったな零、A
腹減ったろ？すぐ家に帰って───...」
零［びくっ］
俺が零の頭を撫でようとすると
零が俺を避けた
晴「零？」
零「──いや
別に腹は減ってない。急がなくていい」
貴「私も別にお腹空いてない」
晴「...ああ
じゃあ一緒に夕飯の買い物して帰るか？」
貴「タヌキがいるから店には入れないよ」
晴「あ、そっか」
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鎖那(プロフ) - 、さん» 外し忘れていました。教えて下さりありがとうございます。 (2018年8月15日 14時) (
レス) id: f55603b56a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 11時) (レス) id: e59c1a93ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鎖那 | 作成日時：2018年8月15日 11時
