第8話 ページ9
♡
4人の分を買い戻ると4人全員集まっていた。
『おはようございます、すみません。』
『これはココに置いておきますね。』
「…マネさんの分は？」
『……え？いや大丈夫ですよ。』
「あぁ、そう。」
不破さんに聞かれ、自分の分を忘れていた事を知る。
不破さんの声には焦りを含んでいた。
けど、その度に自分の自己中さが恥ずかしくなる。
恥ずかしさを消すように立ち上がり、声を出す。
『よし、始めましょうか。』
『私がホワイトボードに書いていきますので、ご意見2、3程お願いします。』
彼らに言われた意見を沢山書いていく。
どれもとても面白そうで惹き付けられる。
「新しいスタジオ良いね、皆で案出し合っていくとかね。」
「あとプレゼント交換面白そうですね。」
「クリスマスですし！」
「ろふまおクリスマスパーティー！！」
楽しそうに話し合う彼らは本当にリスナーの事を思っているんだな、と思った。
「マネさんマネさん。」
何故か不破さんがこちらに来る。
『どうしたんですか？』
「もう、座ったらどうすか？」
「さっきからフラフラしてるし…」
フラフラしてた？
自分で自覚が無かったなんて、恥ずかしくて仕方ない。
『ぁ、いや、…大丈夫です。』
可愛くない返事をして、私は案をまとめる作業にかかった。
そんな私を見て不破さんは不服そうな顔を作った。
今甘えたら話にならない。
せめて今日だけは自分を甘やかしては駄目だ。
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「こんぐらいでいいんじゃないですか？」
「そうですね、こんなに企画あれば次また連続撮影出来ますね。」
私は彼らに近寄り、なにやら書き込んだ紙を受け取る。
『私がもう一度目を通して、少し考えておきます。じゃあ、今日は解散です。』
『また後日、連絡します。』
そう告げると、彼らは帰る支度をし始める。
「お疲れ様です。」
「お先に失礼します。」
私以外のスタッフさんも次々に帰り始める。
喉乾いたな、と思うが、そういえば私彼らの分しか買ってなかったんだった。
買いに行くのは、諦めて企画書訂正できる所だけしよう。
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エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (
レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです！急すぎますが、本当に好きです！！無理のないように更新頑張ってください！応援してます！！！こんな神作品を書いてくださってありがとうございます！！！ (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…！有難うございます！ (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
或 - 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エス兎 | 作成日時：2023年1月8日 23時
