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第4話 ページ5

♡♡♡





ついに明日は6本撮影の日。

知識を付ける為今日も現場に足を運ぶ。
その場にいる人達と明日の軽い打ち合わせをした。

明日の撮る内容は決まっているらしく、その内容に使う道具の確認をしつつ、私は必要な事を頭に叩き込む。
覚えることは苦手では無いのが幸いである。


『あれ…加賀美さん?』
「こんにちは。」

ぺこりと頭を下げるとすぐさま彼は私の横を通り過ぎて行く。そんな彼に私は慌てて声をかける。


『あの…!加賀美さん、明日の道具の確認一緒に良いですか!?』
「あ、はい、分かりました。」

メモしていた紙を彼に見せる。

「…サッカーボールが無い。」
『え?』
「…まずい、あ、確認有難うございました。」
『サッカーボール!無いんですよね?私が持っていきます!』
「ほ、本当ですか!?有難うございます!」

「すみません、こちらのミスで。助かります。」
『い、いえ、明日は頑張りましょう!では!』




持っていきます、なんて言ったけど、家に無い!!!!!
今更無いなんて言いたくない。買いに行こう…!


加賀美さんが見えなくなった瞬間、早足になる。

|


店を何軒か回ったけどサッカーボールだけが、
見当たらずAmazonでポチッた。
だが、明日の朝来るか不安なので、来なかった場合は朝早くに探しに行く。

初めてこんなにドキドキしながら寝た。






朝起きても荷物は予想通り届いて居らず、
私は急いで支度をする。

その時ピンポーンと朝早く鳴る。
え!?!とすぐさま玄関を開ける。



「ただいまー」
『……お兄ちゃん、、、』
「わざわざ迎え?ありがと笑」

お兄ちゃんかよ!!!!と最悪なツッコミをして、
私は支度に戻ろうとした。
が、お兄ちゃんの手元にはサッカーボールが入ってそうなダンボールがあったのだ。



『お兄ちゃんだいすき………。』





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作品ジャンル:恋愛
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エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです!急すぎますが、本当に好きです!!無理のないように更新頑張ってください!応援してます!!!こんな神作品を書いてくださってありがとうございます!!! (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…!有難うございます! (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
- 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エス兎 | 作成日時:2023年1月8日 23時

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