第28話 ページ29
♡♡♡
いつも通り早く起きてスタジオに向かう。
不破さんが早く来てと言っていたので、遅れないように向かう。
『甲斐田さん…？』
「あ、マネさん！？」
『どうしたんですか？こんな早くから。』
「いやいや、マネさんも！早すぎでしょ。」
『いえ、私は仕事ですし。』
『甲斐田さんは？』
「僕は少し野暮用がありましてね〜。」
なんだか焦っている様子だった。
言えない訳があるのだろう。
彼を見ていて思うことは、
彼きっと自分優先じゃないんだろうなと思う。
優しすぎて他人優先してしまう、そんな感じ。
『何かありましたら言ってくださいね。』
『私何でもしますし。』
「その言い方まずいわ、マネさん笑」
「じゃ、僕ここで失礼します！」
え？ここスタジオの入口…。
急いで彼の袖を掴み止める。
『、やっぱり言ってください！』
「…マネさん、時間かかっちゃいますよ。」
『大丈夫です。』
「えっと、…どこかに鍵落としちゃって。」
『手伝います、手伝わせて下さい。』
「お人好しってよく言われません？」
『私は１階探しますので、甲斐田さんはろふまおスタジオに荷物置いたりや支度などしてください。』
鍵って無くしたら焦るし、
1人で探すなんて時間が相当かかる。
「すみません、すぐ支度したら行きます。」
『はい。』
甲斐田さんが言ってから気づく。
どんな色か形か大きさか聞いてない、…。
不破さんには悪いけど、遅れてしまうかもです。
|
『これかも…！』
探すこと15分。甲斐田さんっぽい鍵を発見。
「マネさん〜！！どうでしかね？」
『これ？！！！甲斐田さん！！』
「…似てるけど違うぅ！！！」
過去一泣きそうになった。
じゃあなに？この鍵、紛らわしい！！
「なんかすみません…。」
『いえ、引き続き探します。』
甲斐田さんの鍵では無いけど誰かの物なので、
落し物箱に入れに行く。
『甲斐田さん私これ入れに行ってきます。』
「了解です。」
落し物箱に入れると、なんだか似た者を発見する。
…さっき”似てるけど”って言ってたよね？
『甲斐田さん゛っ！！』
「え？マネさん？」
『多分ありましたよ！！！』
『これだよね！？』
手を上にあげて、鍵を甲斐田さんに見せる。
「それだー！！！！！」
『やったあ！！』
甲斐田さんに渡してハッと気付く。
『無くした時、落し物箱確認しなかったなんてことは…』
「…ぎくぅ！！！！」
♡♡♡
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エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (
レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです！急すぎますが、本当に好きです！！無理のないように更新頑張ってください！応援してます！！！こんな神作品を書いてくださってありがとうございます！！！ (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…！有難うございます！ (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
或 - 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エス兎 | 作成日時：2023年1月8日 23時
