第26話 ページ27
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何言ってんだこの人!!
と思った瞬間、パチッと再び電気がついた。
「大丈夫ですか!?マネージャーさん!」
加賀美さんが電気を付けてくれたみたいで、
視界が明るくなる。
こんなに私たち距離近かったのか…!と再認識して、
不破さんを押そうかと思ったけど、怪我させたらダメだし、とぐるぐると考えが回る。
「不破さん、近いですよ。」
「ん〜ごめんね?マネさん。」
『いえ。』
加賀美さんがそう言うと同時に離されたが、
心臓がばっくばっくいってて、自分が嫌になる。
「マネージャーさん、こっちに来てください。」
『え?あ、はい。』
加賀美さんに手を掴まれて不破さんと距離を離される。
「私達は今から話があるので、先に帰って下さい。」
「この前みたいに待ってるのは無しですよ。」
「……は〜い。じゃあね、マネさん、社長。」
『お、お疲れ様です。』
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「…ちなみに話は無いです。」
「邪魔、されたくなくて言ってしまいました。」
「すみません。」
『いえ、わたし的にも助かりました。』
このまま不破さんと居たらまずい気がするし。
ドキドキしてしまうのはアウトだし。
「では、帰りましょうか。」
『はい。』
駅まで一緒なので、結局色々な話をして帰る。
こんなに話すようになるとは思ってなかった。
「ちなみに、誕生日はいつですか?」
『_月_日です。』
「……もう過ぎてますね。」
『そうですね笑』
『加賀美さんは12月2日ですよね。』
「知ってらっしゃたとは…。」
『全員把握済みです。』
なにか企画が出来るかもしれないし。
けど、1番の理由は単純にお祝いしたいからである。
『その時はお祝いさせていただきますね。』
「…なんだか恥ずかしいな。」
『ふふっ。』
「では、私も遅くなってしまいましたが、今度お祝いさせて下さい。」
「休みが出来たら一緒にディナーに行きませんか?」
少し返事に悩んでしまったが、急いで口を開く。
『そういえば__さんも誕生日が近かったはずです。』
『__さんもご一緒に行きましょう。』
さすがに良くない。
「2人きりはダメですかね…。」
(⚠︎︎__さんは他のスタッフ。)
♡♡♡♡
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エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです!急すぎますが、本当に好きです!!無理のないように更新頑張ってください!応援してます!!!こんな神作品を書いてくださってありがとうございます!!! (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…!有難うございます! (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
或 - 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エス兎 | 作成日時:2023年1月8日 23時