第14話 ページ15
♡♡
『ほんとにだいじょうぶです…』
「しゃちょー！なにしてんすか！」
「何でもないですよ。」
そんなに見つめられるのは久しぶりなので、
顔真っ赤になってるんだろうなぁ。
私は足を後ろにそっと踏み出して、空気の様に消える。
加賀美さんと不破さんを見ると、
2人がこちらを見ていた。
「マネさん、なんで後ろ下がってるん笑」
不破さんがふわりと笑ってそう言うので、
びっくりしてしまった。
『も、もう次も始まりますし、頑張って下さい。』
「椅子取りゲームっしょ？よゆーよ。」
「そうですね、楽しみですね。」
彼らには言っていない、電流が流れるって。
「撮影始めまーす。」
2人はいつもの位置に配置して、カンペに目を通している。
撮影が始まった。
電流が流れる卓球は見ていて面白かった。
よく耐えて打てるなぁと思う。
ジェンガも椅子取りゲームも見ている分には楽しかった。
椅子には高電圧の電気が流れるらしく、最悪の事態を考えてしまい震えた。
「痛っっっ！！！」
『…痛そう。』
何があっても動じない精神を身につけるための動画だったんだ…と、最後の撮影が終了した。
「おしりついてるこれ？」
「マジでなんの企画だよ！」
そんなこと言いつつも上手く動画を撮り終わらせている4人を尊敬する。
『お疲れ様でした。』
『来週は、インタビューの取材や、ED曲の主録です。その為撮影は無しです。』
『詳しくはメールで伝えます。』
「了解です。」
「うわぁハードスケジュールすぎるだろ。」
「寝させろ！！」
「マネさんも頑張ろねー。」
『え？』
『取材や、主録には私は着いて行きませんので、…』
「え？！！」
不破さんが大きい声を出して驚く。
『私は再来週からです。』
「まじぃ…。」
「せっかくなので、ゆっくり休んでください。」
加賀美さんにそう言われて、確かに、となる。
1週間の休み有意義に使おう…！！
「俺の配信見てよ〜？」
『はい、皆さんの配信はいつも見てます。』
「えぇ！！そうなの！？」
「なんだか嬉しいです。」
「僕の配信遅いけど、リアタイですか？」
『リアタイ出来るものはしてますけど、必ず全て拝見してます。』
「まじか、激アツやん。」
『ちなみに今週の配信は剣持さんはありますか？』
「…未定です。」
多分ないんだろうな。
会話をしながら、片付けをし帰る支度を終わらせた。
『では、お疲れ様です。』
私は遠回りをして帰って行った。
♡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 834人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (
レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです！急すぎますが、本当に好きです！！無理のないように更新頑張ってください！応援してます！！！こんな神作品を書いてくださってありがとうございます！！！ (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…！有難うございます！ (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
或 - 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エス兎 | 作成日時：2023年1月8日 23時
