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＿静かすぎる夜に何だか眠れなくて、起きていないであろうジェミンに電話をした。
Prrrrrrr....
ガチャッ
jm「よぼせよ？」
自分でかけておきながら、彼が出たことに驚いた。
「起きてたの？」
jm「いや、寝てたよ。」
え、起こしちゃった感じか。たしかに声がふんわりとしてる。
「ごめん。出ると思わなくて。」
jm「いいよ。ダヒならいつでも出るよ。なんかあった？」
優しい言葉に体が温まるのを感じる。
「ただ、眠れなくて。」
jm「アイゴー、、、そういうときあるよねぇ…。」
「うん。でも、なんか声聞いたら眠れそう。ありがと、ジェミナ。」
電話の向こうの、ジェミンの落ち着いた声と、きっと布団の中で寝返りを打っているであろうガサゴ
ソという音を聞いていたら、なぜだかすごくこわばった体がほぐれた。
jm「そっかぁ。、、、おやすみ、ダヒ。」
電話を切るとすぐに眠気が襲ってきて、吸い込まれるように眠りに落ちた。
ー
その夜、夢を見た。
夜に外でジェミンが誰かと話してる。
道を挟んで見えてるから、相手が誰かよく見えない。
髪が長くて、なんだもかとってもを覚えがある気がした。
、
ジェミンが少し頭を傾けながら微笑んでる。
jm「ーー、分かるでしょ、、
分からないの？」
いつもの彼の独特の話し方。
私が好きな甘くて、耳に残る声。
jm「はぁ、、、、
深刻だね？」
ため息をついて髪をかきあげる。
何があったんだろう。
遠くて声が聞こえずらい。
、
jm「なんで言わないの
僕とずっと一緒にいたいって」
ー
「ん、、」
そこで目が覚めた。
あれは、何だったんだろう。
ジェミンに話してみようかな
と思っていたけど、所詮、夢は夢ですぐに忘れてしまった。
ー
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作者名：Sabi Wabi | 作成日時：2021年11月6日 14時
