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jm「ダヒ？」
手を握られて、名前を呼ばれてることに気づいた。
jm「大丈夫？どっか調子悪い？」
心配そうな顔で覗き込んでくる。
「ううん。大丈夫だよ。」
この場面を見た人はカップルだと思うんだろうな。
jm「もうそろそろ行かないと。」
時計を見るともうすぐ講義の時間だった。
ジェミンとカフェを出て二人で大学に歩いて行く。
特に会話はしないけど気まづくないから不思議。
ー
秋が終わってきて冬の冷たい風が吹いてきてる。
いい天気だなぁと目をほそめてると
『ジェミナー！』
と高い声が聞こえてきた。
二人で振り返ると綺麗な女の人が立ってた。
『今日、サークルあるんだけど、この連絡みんなに回しといてくれる？』
jm「ヌナ、でもこれって、、」
、
サークルの先輩かぁ。
写真サークルにあんな美人さんいたんだ。
二人が話しているのを待つのも変だから先に行く事を早々と決めて
一人で席に着く。
yn「あれ？ダヒだけ？」
「ジェミンはサークルの人と話してたよ。ていうか、いつも一緒にいるわけじゃないよ。」
yn「そう？あ、ジェミンくんがきてくれるのか〜」
てユジンがニヤニヤしてる。
確かにジェミンと大学に来るし講義も横で受ける。
yn「付き合ってるの？」
「ううん、全然。私もなんで一緒にいるのかわかんない。」
yn「ダヒはジェミンくんのこと好きじゃないの？」
ここぞとばかりの質問攻めにされる。
ジェミンはイケメンで優しいし、きっと女の子はみんな好きになるだろうな。
でも私はこの距離感が変わってしまう方が怖い。
ジェミンの隣はとても心地いい。
「うーん、わかんない。」
yn「えー、」
ユジンが不満そうな声を出すけど、しょうがない。
教授が来て、前を向いて準備をしてるとジェミンが入ってきて横に座るとすぐに授業が始まる。
ー
横から突かれて見ると、ジェミンがスマホを指差してた。
見るとメッセージがきてた。
ジェミンサークルで集まらなきゃいけなくなったから、今日の飲み会行けない。
ジェミンごめん
可愛いウサギの絵文字付きで来てた。
ダヒわかった。
ジェミンあんまり飲まないで。心配じゃん。
相変わらず心配性だなぁ。
ー
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作者名：Sabi Wabi | 作成日時：2021年11月6日 14時
