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夏休みが始まった8月。
みんなでいつものようにチョンロの家に遊びにきている。
hc「マークヒョン、今日も来れないって。」
rj「当主引き継ぎが忙しいんだろうね。」
hc「マークヒョンが当主なんて、、、」
もうマークヒョンは卒業して、公爵家次期当主として
仕事をしている。
時が過ぎるのは早いなあと思いながら、
jm「僕たちも今年卒業だよ。」
となんとなく口にする。
チョンロがやっと来て
cl「ねぇねぇ成長変化ってどんな感じなの？」
と言い出した。
人間だと分かりにくいよねぇ。
jn「そんなに大変じゃなかったよ。一晩意識が
なかったけど。」
cl「え！やっぱ大変じゃん。」
rj「耳が取れるのはわかるけど、髪の色も変わるんだな。
ジェノの髪がちょっと茶色になったのはびっくりした」
js「もうすぐジェミニヒョンもでしょ？」
あぁ、あと少しで僕の誕生日だ。
18歳だから成長変化があってまた一つ大人になる。
jm「そうだよん。」
この耳ともサヨナラか。
チソンイとは対称的な白い耳。
少し寂しい。
Aもこの耳が好きだって言ってくれてたのに。
hc「みんなでお祝いしないと。俺の時みたいに。」
rj「お前の時ひどかったよ。女の子呼びたいだけだろうし。」
ロンジュンが思い出したのか渋い顔をしている。
そうだった。ヘチャンは血が濃いからか、
成長変化が大変で、終わった時はものすごいはしゃぎようだった。
hc「結婚相手見つける機会は多いほうがいいだろ？」
rj「ジェミンを利用するなよ！」
cl「ところで、ヒョン達卒業したら騎士になるでしょ？」
js「まだ僕たち会えますよね？」
jn「大丈夫だよ。騎士になったら会いに行くから。また集まれる。」
hc「俺が結婚して、みんな会いに来なくなるなんてやめろよ」
js「Aは、どうなるんですか？」
ちらっとチソンの横にいる
Aの方を見るといつもみたいに窓枠に座って
本を読んでいる。
cl「たぶん、結婚することになるだろうね。
何件かもう婚約申し込みの手紙が来てるか
ら。」
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作者名：Sabi Wabi | 作成日時：2021年10月18日 15時
