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�霤沈菁擇蛤埜紊鵬颪μ鸞�をしている卒業式が刻々と迫る三学期
３月に入ったばかりの時に、私は見た
職員室から出てきた1人の先輩
見覚えのある姿を廊下の奥から見つけて、慌ててその姿を追った
「淳太先輩っ！」
脚の長い彼は歩くのが早く、追いつけなくて思わずその名を叫べば驚いたように振り返り、
立ち止まって私が近くに来るのを待っていてくれた
「すみませんっ、あの、」
「…だれ？」
「あっ、…えっと、宮下っていいます、
先輩の事淳太って名前だということしか知らなくて…、」
「どこかで会うたっけ」
「…�霤沈菁擇�いつも話してくれてたので、」
「…は？」
気づかされたのは�霤沈菁擇�親友である彼にも、
きっと誰にも私の話をしていなかったこと
だからこそ淳太先輩は驚き、信じられないというような表情をみせ、
私を少し、警戒した
「…�陲舛磴鵑�？キミに？」
「…はい、音楽室で、」
「キミ音楽室に行ってたん？
俺でもあそこには行かれへんかったで、
あそこにおる�陲舛磴鵝�俺苦手やねん」
そう言って意地悪に笑う淳太先輩は綺麗で、
何しに来たのか聞けば淳太先輩が進学する大学の話を聞きたいという二年生がいたらしく、
その人に受験でのアドバイスや、どんな学校かを話す資料作成の為に先生から呼び出されたという
優しい先輩は嫌な顔一つせず、久しぶりに学校へ来た
「残念やけど�陲舛磴鵑呂�らへんよ」と私の肩をぽんと叩き、昇降口へ歩き始めた
一瞬にして私の心を読み、期待を崩した淳太先輩は私の反応を見てまた楽しそうに笑っている
「そっか〜、�陲舛磴鵑盻�の子と話せてたんやな」
「私にだけです」
「それは嬉しい事やないの？」
「嬉しくて、悲しい事でした」
「…なんとなくわかったわ、よう耐えてきたな、
偉いよほんまに、俺なら1発ぶん殴るわ、
アンタの妹ちゃうねんいい加減目覚ませやアホっ！
って、…いや俺の場合弟か、」
「…ははっ」
「はーもうそんな明らさまに苦笑いせんといてよ、
傷つくわぁ、そんで何？�陲舛磴鵑帽陲襪鵝�卒業式？」
「…はい」
「へえ、」
「凄いな」って、思わず顔を見てしまうほど優しい声
先輩は下駄箱からローファーを取り出そうとしているところで、私の視線に気づきそのまま振り返る
くしゃっと笑う淳太先輩はやっぱり女性的で美しく、
少しの間見惚れていた
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なあちゃむ(プロフ) - コメントの返信ありがとうございました！桜さんの作品は自分の頭の中で映画のように綺麗に想像することができるので本当に素晴らしいです。桜さんの作品、すべて読ませていただきました。どれも素敵で、読み直した作品もあります。これからも更新楽しみに待ってます。 (2016年8月10日 8時) (
レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - なあちゃむさん» 「また明日」っての方でもありがとうございます、とても嬉しいです、読んでくださる方の脳内で映像化されるような情景描写、美しく綺麗な世界になるように心掛けております、なのでお言葉とても嬉しく自信になります！書いてて良かったです、本当にありがとうございます (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 怜奈 桃ジャス民さん» 順調に進んでおられて良かったです、わかりました、応援していますね(^^) (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - 読んでいてその風景を思い浮かべることができました。ストーリーも本当に素晴らしくて、占ツクを読んで泣いたのは春紫苑が初めてです。本当に素敵なお話でした。また読み返します。 (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - コメント失礼致します。初めまして、友達がオススメしているのを聞いて、久しぶりに占ツクにログインして春紫苑を読みました。私が期待していたイメージを遥かに超えて本当に素敵な作品でした。情景描写の美しさ、メンバーのキャラクター、すべてがイメージとぴったりで (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年6月21日 1時
