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「�霤沈菁據�
「…は？」
「今日ね、昼休みに会えたの、
そこからさっきまで一緒にいてね、」
「ちょっ、待って」
険しい顔をしたあっくんが立ち止まる
校門を抜けたばかりの帰路、少し遅れて私も立ち止まった
斜め後ろにあっくんがいて、私達の横を自転車に乗った生徒が通り抜ける
「会えた？先輩に？」
「…うん」
「授業サボってまで一緒におったん」
「ごめんなさい、仲良くなりたくて…」
「ごめんなさいちゃうやろ、それはあかんよA
�陲舛磴鵑笋辰得簑亳世Δ燭呂困筺▲汽椶辰燭蕕△�んて」
「…言われたよ」
俯向く私にあっくんは顔を背ける
左の頬を震わせていて、怒っているように見えた
私自身も反省し、もう一度「ごめんなさい」と謝る
「�陲舛磴鵝∩蠎蠅砲靴討�れた？」
「昼休みはしてくれたよ、…授業始まってからは何も」
「…そっか、けど優しかったやろ？」
「とってもね」
あっくんは優しく笑って「帰ろうか」と、もう�霤沈菁擇力辰呂修海能�えて、二人で再び帰路を進む
私たちが共に登下校している事はもう有名な話で、
軽音楽部で有名人なあっくんと、カメラを持ち歩く変人として有名な私
異色な組み合わせだからだろうか、私たちの関係性には誰一人として触れてはこない
「腹減ったなぁ」
「もう？」
「やって今日午前に体育あってんもん、昼前に昼飯尽きたわ」
「ははっ、あっおにぎり残ってるよ、あげようか」
「ええの？」
「うん、私午後に体育だったからお腹空くかなって持ってきてたの」
「ああ、出ぇへんかったもんな」
「はい、その話はもういいです、
食べちゃってください照史さん」
低めな笑い声をあげて「ありがとう」とおにぎりを受け取った
大きな口で頬張り「相変わらずうんめぇ〜」と幸せそうに空を見上げて目を閉じている
あっくんは中学生の頃バスケ部に所属していて、
働いていて忙しいあっくんのご両親の代わりに、私がよくお弁当やおにぎりを作っていた
初めは母と一緒に作っていたけど、中学二年生になれば私一人でも作れるようになって、
いつもあっくんは言ってくれた
�犧Ｆ�もほんっまに美味しかった、ありがとうな��
だから私もあっくんにお弁当を作ってあげるのが好きだった
彼が高校に入学してからは作る機会がなくなってしまっていたから、
久しぶりの感覚に、私もあっくんも顔を見合わせてふわりと笑った
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なあちゃむ(プロフ) - コメントの返信ありがとうございました！桜さんの作品は自分の頭の中で映画のように綺麗に想像することができるので本当に素晴らしいです。桜さんの作品、すべて読ませていただきました。どれも素敵で、読み直した作品もあります。これからも更新楽しみに待ってます。 (2016年8月10日 8時) (
レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - なあちゃむさん» 「また明日」っての方でもありがとうございます、とても嬉しいです、読んでくださる方の脳内で映像化されるような情景描写、美しく綺麗な世界になるように心掛けております、なのでお言葉とても嬉しく自信になります！書いてて良かったです、本当にありがとうございます (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 怜奈 桃ジャス民さん» 順調に進んでおられて良かったです、わかりました、応援していますね(^^) (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - 読んでいてその風景を思い浮かべることができました。ストーリーも本当に素晴らしくて、占ツクを読んで泣いたのは春紫苑が初めてです。本当に素敵なお話でした。また読み返します。 (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - コメント失礼致します。初めまして、友達がオススメしているのを聞いて、久しぶりに占ツクにログインして春紫苑を読みました。私が期待していたイメージを遥かに超えて本当に素敵な作品でした。情景描写の美しさ、メンバーのキャラクター、すべてがイメージとぴったりで (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年6月21日 1時
