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「午後の授業、始まっちゃうよ」
「古典はないで」
「…知ってるよ」
「今日はもう他の学年もクラスもないって知っとる、
せんせーどうせ暇なんやろ」
肘をついてリラックスしていれば、擦り寄ってその腕に頭を乗せられたもんだから動けなくなり、
あと2分で午後の授業が始まろうとしているのに彼は動かない
受験生でしょ、なんて言葉、見た目と中身に似合わず優秀すぎる彼には通用しない
彼の寝顔を見ようにも、反対側を向いてしまってるから見ることはできず、
腕も動かすこともできないから、ただ気持ち良さそうに眠る彼の小さな寝息を聞きながら、私もそのままウトウトと眠りについた
「せんせっ、…せーんせっ、」
重岡くんに起こされた時には私も机に伏せていたようで、
近すぎるくらいの彼の顔に思わず飛び起きて椅子がガタッと音を立てる
「びっ、くりした…」
「ふふっ、せーんせっ、もう放課後みたいやで、
�霤弔擦鵑察蔀気靴討襪鵑舛磴Α�」
「えっ？！…はっ、ちょっともっと早く起こしてくれたらいいのにっ！」
「いやー、俺も今起きたんですよ〜」
ヘラヘラしている重岡くんの視線を感じながら、慌てて筆記用具を仕舞いノートと一緒に持ち上げれば、
「明日はちゃんと授業受けるんだよ！」と言い残して、
�霤沈菁擇�待っているであろう職員室へ駆けつけた
先輩は私が職員室に入ってくるなり、
「良かったぁ！帰ってもうたんかと思ったけど荷物あるし心配したわぁもう…」
そう言って笑ってくれた
優しすぎる�霤沈菁�
最後の授業が終わってから、30分も経ってたなんてその時まで気が付かなかった
「ごめんなさいっ！午後の授業なくて、図書室で古文の本読んでたらそのっ、いつの間にか寝ちゃってて…」
「そうやったんやねぇ、全然平気やで、
ほな行こか〜、じゃあ�霤弔�先ですっ！」
「あっ、成瀬お先ですっ！」
先輩と同じように敬礼してみると、�霤沈菁擇漏擇靴修Δ望个辰討�
高校時代に戻ったようで、すごく私はドキドキしていた
ああ、やっぱり先輩が好きだなぁ なんて思いながら、
隣で歩けてる事の幸せに浸り、先輩に彼女がいることなど忘れて買い物を楽しんだ
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亀 - ヤバイっすね。これ読んでるとなんか、不思議な世界に行ってる感じがするんスよ。めちゃくちゃ好きです。桜さん！頑張って下さい！ (2017年6月12日 0時) (
レス) id: df4bec14b1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、嬉しいです！どんどん堕ちていけるよう、私も頑張ります！第２章は少し複雑なので読みにくいかもしれませんが、後半はキュンキュンモードに入るので、ぜひそちらの方も読み進めていただけたらなと思います！ (2016年5月26日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - たまたま見つけましたが、彼の甘い罠に私も完全に堕ちました…続きが読みたくて仕方ない程ハマっています。綺麗な笑顔の裏に隠された彼の闇がまた良い…！ (2016年5月25日 17時) (レス) id: 24f53807b9 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます。前作を書いてる時にどんどんストーリが浮かんできて、今書いててすごく楽しいです！お言葉嬉しいです、どんどん惑わされちゃってください！（笑）励みになります、頑張りますね！ (2016年5月20日 22時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - aoiさん» コメントありがとうございます。一番ですか！嬉しすぎますありがとうございます！感激です、とても励みになります！ありがとうございます、頑張りますね！ (2016年5月20日 22時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年5月12日 22時
