33話 ページ5
ゴン「ところで鬼ごっこって何するの?」
キル「簡単だよ、時間内鬼から逃げ切ればいい」
ゴン「で、その鬼は誰??」
『もちろん俺だよ!』
ゴン「逃げ切れるかなぁ」
カル「A兄さんが逃げたら鬼は一生勝てない…まだA兄さんが鬼でボクたちが逃げた方が勝ち目はあるよ」
ゴン「そっか、ちなみにどこまで逃げていいの?」
『そうだな、あまり動くと奴らに見つかる可能性がある。だから範囲はこの森の中だけだ。』
ゴン「わかった!」
『じゃあ20秒数えるぞ』
キル「じゃあ、誰が長く捕まらないでいられるか勝負しようぜ!」
ゴン「望むところだ!!」
キル「カルトもいいよな」
カル「ボクはどちらでも」
キル「よし、決まり。負けたら飯奢りな!」
『始めるぞーー。』
〜〜20秒後〜〜
『よーし、探すか。』
最初はその辺をフラフラと歩きながら気配を探す。
『(んー、やっぱ気配隠すよなぁ)』
カルトもキルアも小さい頃からやってるけど…
ゴンくんもなかなか上手い
『(お?近くに気配があるな、これは……ゴンくんかな)』
近くに気配を感じたのでそっちに行ってみる。
『ゴンくんみっーけた』
ゴン「うわぁっ!びっくりしたー、見つかっちゃった、でもこれは鬼ごっこだもんねー!!最後まで逃げてやる!!」
『若い子は元気がいいなぁ…。よし、じゃあお望み通り捕まえてやる!!!』
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作者名:茜色の花の如く | 作成日時:2021年3月6日 19時