後悔しないために/天月 By.蒼 ページ25
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先生に、合格は厳しいって言われてた大学をどうしても諦められなかった。学費の関係で1番入りたい学部には入れないけど、それでもその大学で学びたいことがあった。
先生に何を言われても模試の第1希望にはそこを書いた。高校3年生になって1年間必死に勉強した。
「入ってやる。絶対に受かるんだ…。」
模試を受けて、授業終わりの自由参加の授業にも出て、今までにないくらい勉強した。幼馴染に勉強を教えてもらったりもした。多分、人生でこれ以上勉強することなんてない気がする。
「よく頑張ってるな。この調子だと合格の可能性もある。気を抜くなよ。」
模試が返ってきて、先生にそう言って貰えた時は思わず職員室なのにガッツポーズした。先生は笑わずに、頑張れよなんて。
家に帰って、カバンだけ置いて、勉強を教えてくれる幼馴染の家に突撃。
「つきくんつきくん！！！！」
「何！？ドア壊れそうなんだけど！？」
びっくりした顔のつきくんなんて見えないようなふりをして。
「見てみてみて！！！」
先生に渡された模試の結果をつきくんに渡す。上から下まで全部読んで、つきくんは笑って頭を撫でてくれた。
「点数上がってるじゃん！よく頑張りました。」
「いえーい！」
先生に褒められるのももちろん嬉しいけど、やっぱり勉強教えてくれるつきくんに褒めてもらえるのが一番うれしい、なんて。
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ゆら - わー！私、丁度受験終わったところなんです(´TωT｀) (2021年5月3日 12時) (
レス) id: 178b398402 (このIDを非表示/違反報告)
あーやんの向日葵畑(プロフ) - こちらもすべて見ました、個人的にaftertheRainが好きでとても素敵なお話がたくさんありました！どの作者様の思いが込められていて幸せな気持ちになりました、神企画の名にふさわしいものですね(*´艸｀*素敵な作品をありがとうございました！ (2020年3月15日 21時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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