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「そういえばA、勉強はかどってるの？」
「まぁまぁかな。この間あった模試の結果はよかったから、頑張れば第一志望合格できそう」
「Aちゃんはどこの大学受けるんだっけ？」
「まふくんが通ってた大学を受けるつもりです」
「そうなんだ。頑張ってね」
ケーキを食べ終わって少しお喋り。すぐに勉強しようと思ったんだけど、根の詰めすぎはよくないからと引き留められた。
「そうだ。まふまふ、Aの勉強たまにでいいから見てやってよ。受験までもう少しだし」
「え、いいですけど突然どうしたんですか？」
「まふまふの出身校だし、出題傾向とかわかるでしょ？」
「何年前の話だと思ってるんですか」
私を置いて進む会話にぽかんとするしかなかった。いや確かに、まふくんに教えてもらえるなら心強いけど、まふくんだって忙しいはずなのに大丈夫なのかな？
「そんなことより、Aちゃんがどう思うかですよ」
「私は......、まふくんがいいのであれば勉強教えてほしいです」
「だってよ」
「わ、かりました。じゃあ、最初はいつ教えに来たらいいかな？」
明日にでも、と言いたいところだけれど、まふくんにはまふくんの都合があってお仕事がある。どうしようかな......？ いつなら都合がいいんだろう。
「Aちゃん？」
「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしてました。時間ですよね？ 特に希望はないからまふくんの都合がいい日でお願いしたいんですけど......」
「わかった。それじゃあ、早速明日の夕方に勉強見に行くね」
「ありがとうございます」
考え込む必要はなかったようで、とんとん拍子で予定が決まった。せっかくまふくんが教えてくれるんだから、明日はいつも以上に頑張ろう。そう決意して、ケーキの最後の一口を口に入れた。
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ゆら - わー！私、丁度受験終わったところなんです(´TωT｀) (2021年5月3日 12時) (
レス) id: 178b398402 (このIDを非表示/違反報告)
あーやんの向日葵畑(プロフ) - こちらもすべて見ました、個人的にaftertheRainが好きでとても素敵なお話がたくさんありました！どの作者様の思いが込められていて幸せな気持ちになりました、神企画の名にふさわしいものですね(*´艸｀*素敵な作品をありがとうございました！ (2020年3月15日 21時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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