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「…明日、発表か。」
「坂田、お前アイツより緊張してね？」
「へ！？…そりゃそうやろ、あれだけ教えたんやし…。」
効果後、生徒会室で時間を潰す俺ら。
理由は簡単だ、今日は明日の合格発表のために午前授業。
選ばれた手伝いの生徒以外はとっとと帰らないといけない。
そして…手伝いに駆り出される生徒…生徒会の4人は少しだけ待たないといけない。
「っていうか、俺らでえぇんかね手伝い。」
「うらたんの妹さん受験しとるんやろ？」
「あー、ほら今更どうなったって変わらないからいいらしい。」
「なるほど。んで？坂田はなんでそんな変な顔しとるん？」
センラがからかうように俺に声をかけてくる。
今この場にいるのは4人、いつも一緒にいる生徒会執行部の4人。
会長のうらたんに、副会長のまーしぃ。会計のセンラに書記の俺。
センラとまーしぃは俺が勉強を教えていたことを知らない。
「あぁ、こいつ俺の妹に勉強教えてたんだよ。」
「え？さかたんが？」
「坂田が？え、大丈夫なんかそれ。」
「失礼な！ちゃんと教えたわ！」
「…あー、一般ならアイツ判定Ｓだから。」
「へ！？」
彼女の兄が発した衝撃な一言に驚きの声をあげる。
…それなら、俺が教える必要なくないか？
なんで、そんな……まさか、な。
「坂田、そうゆうこと。」
「は…」
「あー、なるほど。」
「坂田も隅に置けへんなぁ！」
俺以外の全員が、俺に向けてニヤニヤとした視線を向けてくる。
センラに関しては坂田にも春が来た！なんて泣き真似までしてきたので叩いておいたが。
…自惚れてえぇんかな、俺。俺だって、いくら親友の頼みといえど好きでもない女子と2人きりなら
バイトなどいろいろな理由をつけて断ることはできたんだ。
「…合格、してた時はな。」
「お、坂田もついに男を見せるときが！！」
「うるっさいわ！」
「んじゃ、そろそろそれを確認しに行こうぜ。うらたん、番号知っとるんやろ？」
「もちろん。」
うらたんとまーしぃがドアへ向かう。センラはいまだにニヤニヤしたままだ。
俺も深呼吸一つして、3人を追いかける。
そう、やな。ちゃんとカッコいいとこみせへんと。
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ゆら - わー！私、丁度受験終わったところなんです(´TωT｀) (2021年5月3日 12時) (
レス) id: 178b398402 (このIDを非表示/違反報告)
あーやんの向日葵畑(プロフ) - こちらもすべて見ました、個人的にaftertheRainが好きでとても素敵なお話がたくさんありました！どの作者様の思いが込められていて幸せな気持ちになりました、神企画の名にふさわしいものですね(*´艸｀*素敵な作品をありがとうございました！ (2020年3月15日 21時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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